
もう、シングルマザーで生きるの疲れました。。
という女性へ、「シングルマザーが疲れたときに役立つサービス・支援制度」をご紹介します。
具体的には、下記の6つです。
- 家事代行サービス
- 面会交流
- シングルマザーの支援団体の交流会
- シングルマザーの支援団体の就業支援
- 自治体の就業支援制度
- シングルマザー向けマッチングアプリ
突然ですが、シングルマザーが疲れたときこそ、新たな挑戦が大切です。
ちょっとスパルタに聞こえるかもですが、挑戦することで世界が変わり、
- 自由な時間
- お金
- 信頼できる人間関係
が生まれ、その結果「疲れを感じにくい、楽しいシングルマザーライフ」を手に入れることができるからです。
その挑戦をするときに、これら6つのサービス・支援制度があなたをサポートしてくれるので、ぜひ参考にしてみてください。
まず、何に疲れたのかを把握しよう

シングルフマザーが疲れたときは、まず「自分がいったい何に疲れたのか」を把握することが大切です。
あなたが自分自身に問いかけてみると、おそらくシングルマザーが「疲れた」と感じる要因は、大きく以下の4つに分かれるはず。
- 生活の忙しさ
- 孤独感
- お金の不安
- 恋愛関係
自分の疲れの要因が4つのどれに当てはまるのかわかったら、ぜひ目次まで戻って、対象のページをクリックしてみてください。
そうすると、あなたに役立つサービス・支援制度が書いてある記事の場所に、素早く飛ぶことができます。
忙しさに疲れたシングルマザーに役立つもの

シングルマザーが、育児・家事・仕事の両立に疲れたときは、当たり前ですが「それらの業務からいったん離れて、体・心を休める」ということが必要です。
そして、そのために「他の人に業務を行ってもらう」という挑戦をしてみましょう。
仕事を他の人に行ってもらうことは難しいので、ここでは「育児」「家事」を他の人に行ってもらうことができる、オススメのサービス・制度を解説します。
①家事代行サービス

まず、シングルマザーが家事に疲れたときは「家事代行サービス」の利用を検討してみましょう。
家事代行サービスと聞くと

なんか不安。。
と思うかもですが、実は利用者の満足度はめちゃくちゃ高いんです。
- 自分では汚れを落とせない場所まで、綺麗にしてもらえた
- 買い物に行ってもらってる間に、子供と公園でゆっくり遊べた
- トイレ掃除が楽になるコツを教えてもらえた
ただ、

けっこうお金がかかるんじゃ。。
と思うシングルマザーの方もいるでしょう。
確かに、料金は1時間2,000円前後とそこそこ値段はかかります。
しかし、「2週間に1回」or「1ヶ月に1回」くらいのペースで頼む感じなら、なんとかなる範囲ではないでしょうか。
この方のように、家事代行は単に「家事が減ること」だけでなく「気持ちにゆとりが生まれる」というのが一番のメリットだったりします。
なので、家事が大変すぎて、肉体的にも精神的にも疲れたシングルマザーこそ、積極的に活用してみることをオススメします。
ただ、それでも

1時間2,000円でも高いわ。。
というシングルマザーの方は、NPO法人・地域の社会福祉協議会の「ひとり親向け家事代行サービス」はいかがでしょうか。
たとえば、東京都では、1時間1,000円前後で家事代行を利用することができます。
地域によってはない場合もあるので、一度お住まいの地域・自治体などに確認してみてください。
②面会交流

シングルマザーが育児に疲れたときこそ、面会交流の実施 or 回数を増やすことを検討してみてください。
もちろん、「子供に危害が及ぶ恐れがある」「子供が嫌がっている」場合は別です。しかし、そうでないなら、面会交流は積極的に活用したほうが良いです。
なぜなら、子供を預けている間に一人の時間が生まれて
- ヘッドスパを受けに行く
- 映画を見に行く
- カフェで、ゆっくり休憩する
と身体を休めたり、リフレッシュできるので、育児で疲れたシングルマザーにはメリット大だからです。
しかも、子供が実のお父さんに会いたがっているのにそれを断絶してしまうと、子供は喪失感・虚無感を持ってしまい、成長に悪影響があります。
なので、子供がネガティブな感情を持たないようにするためにも、ぜひ面会交流を前向きに考えてみてください。
孤独感に疲れたシングルマザーに役立つもの

シングルマザーは一人で家庭を支えていかないといけないことや、周りに相談できる人がいなかったりと、孤独感を感じてしまう瞬間が多くありますよね。
そんな孤独感によって疲れてしまったシングルマザーこそ、「信頼できる仲間作り」に挑戦してみましょう。
気軽に悩みを話せる仲間ができれば、「心の繋がり」を感じることができて、孤独感を和らげることができます。
ただ、とはいえ

周りに、私の悩みをわかってくれる友達なんていない。。
という人も多いですよね。
そこで、そんな人にオススメなのが「シングルマザーの支援団体」です。
③シングルマザーの支援団体の交流会

シンママが「信頼できる仲間作り」をするなら、シングルマザーの支援団体の交流会がめちゃくちゃオススメ。
参加すると、シングルマザーにはこんなメリットがあります。
- 同じシングルマザーと話せるので、悩みを共有しやすい
- 悩みを理解してもらえて、「自分の居場所」を感じることができる
- スタッフもシンママ経験者が多く、的確なアドバイスがもらえる
最大のメリットは、やはり「同じシングルマザーの仲間が見つかること」です。
同じシングルマザー同士だからこそ、日頃のできごとについて話が合ったり、悩み・辛かった経験を分かち合うことができるので

あ、私って1人じゃないんだな
と感じることができます。これこそ、孤独感を和らげるのに一番大切なことです。
今では、オンラインの交流会を開催している支援団体もあるので、ぜひ参加を検討してみてください。
≫ 参考:【まとめ】シングルマザーの支援団体10選【活動内容・場所・料金など】
お金の不安に疲れたシングルマザーに役立つもの


毎日の生活でいっぱいで、貯金ができない。。

子供が大きくなって、養育費・児童扶養手当がなくなったあとが心配。。
こんなふうに、お金の不安によって疲れてしまったシングルマザーは「収入UP」に挑戦して、お金の不安から脱出しましょう。
こう言うと、

それが簡単にできたら、苦労しないわよ
と思うシングルマザーの方もいると思います。
しかし、そんなシングルマザーの「収入UP」を支えてくれる、オススメのサービス・支援制度があるのでご紹介します。
④シングルマザーの支援団体の就業支援

シングルマザーの支援団体には、交流会だけでなく、就業のサポートを行っているところも多くあります。
シングルマザーが就職・転職を考えるとき、支援団体の就業サポートを頼るメリットがこちら。
- 母子家庭の状況に合った、就職支援をしてもらえる
- シンママが困りやすいポイントを理解した上で、助言してくれる
- シンママが働きやすい企業を紹介してもらえる
こちらの「日本シングルマザー支援協会さんのYouTubeチャンネル」を見ると、「シンママが収入UPを目指す上で、いかに適切なサポートを受けることが大切か」がよくわかります。
最初の相談は無料の場合が多いので、気になった方はぜひ下記の支援団体を覗いてみてください。
⑤自治体の就業支援制度

シングルマザーが、収入UPを目指すとき

看護師になりたい!
など、具体的に希望する職業が決まっているのであれば、「自治体の就業支援制度」の活用がオススメ。
自治体の就業支援制度とは、下記のような方へ、資格取得にかかるお金(学費・生活費)を支援してくれる制度です。
- 母子家庭・父子家庭である
- 20歳未満の子供を扶養している
- 児童扶養手当を受けている
自治体の就業支援制度は3つの種類があるので、それぞれご紹介します。
(1)自立支援教育訓練給付金
こちらは、

スキルアップの講座を受けたいけど、受講料が高い。。
というシングルマザーにオススメの制度。
この制度を使って、特定の指定講座を受けると、受講料の60%を負担してもらうことができます。
- 介護士
- 看護師
- 美容師
- 歯科衛生士
- 保育士
- 調理師
- 栄養士 etc
ただし、受講前に自治体への相談が必要となっているので、まずはお住まいの役場に確認してみましょう。
(2)高等職業訓練促進給付金
こちらは、

資格を取りに専門学校へ通いたいけど、生活費が心配。。
というシングルマザーのための制度。
シングルマザーが資格を取るために1年以上通学する場合、その間の生活費を援助してもらえます。
- 月々の生活費:70,000〜140,000円
- 修了後の支給:25,000〜 50,000円
- 看護師
- 介護福祉士
- 保育士
- 理学療法士
- 保健師
- 助産師
- 美容師
- 栄養士
- 調理師 etc
ただし、学校を決める前に自治体の事前審査が必要なので、注意してください。
参考:厚生労働省HP
(3)高等職業訓練促進資金貸付事業
先ほどご紹介した高等職業訓練促進給付金は、「給付のタイミング = 講座を受講したあと」となっているのですが、その場合に

講座を受講したいけど、入学金・受講料の頭金がないよ。。
というシングルマザーを助けてくれる制度です。
内容としては、シングルマザーが「高等職業訓練促進給付金」を受けて講座を受けるときに、お金を貸し付けてもらえます。
- 入学準備金:上限50万円
- 就職準備金:上限20万円
この制度の良いところが、下記の条件を満たすと「返済が不要」になるところ。
- 卒業1年以内に資格を活かしてその地域で就職
- 資格を活かして、その地域で5年間仕事を続ける
なので、もしあなたが

看護師になって収入も上げて、この地域でずっと働いて暮らしたい!
と希望しているのなら、ぜひ一度お住まいの自治体に確認してみてください。
参考例:東京都社会福祉協議会HP
≫ 参考:【シングルマザー向け】資格を取るなら絶対知るべき、学費の支援制度
恋愛に疲れたシングルマザーに役立つもの


真剣な恋愛がしたいけど、寄ってくるのは既婚のおじさんばっかり。。

彼氏がほしいけど、いつも出会うのはヤリモク。。
と、シングルマザーには恋愛で疲れた人もたくさんいると思います。
けど、やっぱり「信頼できるパートナーを見つけること」は諦めたくないですよね。
そこで、シンママが再び恋愛に挑戦するときには、「シングルマザー向けマッチングアプリ」の利用をオススメします。
⑥シングルマザー向けマッチングアプリ

まず、シングルマザーの恋活にマッチングアプリがオススメな理由は、以下の3つです。
- 忙しくても、すきま時間で出会える
- 女性は無料の場合が多い
- 出会える候補の人数が、他の恋活サービスと比べて圧倒的に多い
ただ、

前に使ったことあるけど、出会った人に「シングルマザーはごめん」って言われたし。。

マッチングアプリって、ヤリモクしかいないじゃん。。
というシングルマザーの方もいますよね。
しかし、そんな人にこそオススメなのが「シングルマザー向けマッチングアプリ」です。
なぜなら、シングルマザー向けマッチングアプリなら、プロフィールに「相手の子供の有無に対する希望」という項目があるので、相手が「シンママとの出会いを希望しているか」が一目でわかるからです。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
≫ 参考:シングルマザーの出会いこそマッチングアプリ【オススメあり】
心に余裕をもったシングルマザーライフを

「シングルマザーが疲れたときこそ、新たな挑戦が必要」という内容は、ちょっと厳しく思えたかもしれません。
とはいえ、新たな挑戦によってお金・時間・心に余裕がもてるようになるので、シングルマザーが「疲れた」と感じる機会も必ず少なくなります。
一人での挑戦が不安なときは、ご紹介したシングルマザー向けのサービス・支援制度を利用すれば、サポートを受けながら頑張ることもできます。
周りの支援をうまく活用しながら、疲れを感じにくい、楽しいシングルマザーライフを目指していってみてください。