【有益】シングルマザーが社会保険に入るメリット4つ【条件も解説】

母子家庭なんだけど、国民健康保険より社会保険に入ったほうがいいの?

というシングルマザーの方へ、社会保険に入るメリットを主に4つご紹介します。

それがこちら。

  • 保険料の半分を会社が払ってくれる
  • 厚生年金として、将来もらえる年金が増える
  • 子供の保険料がいらなくなる
  • 手当金がもらえる

社会保険は、会社側に「適応する人は加入させなくてはならない」という義務が発生しているので、シングルマザー自身が「国民健康保険 or 社会保険」を選べるわけではありません。

ただし、あなたの働き方によっては適応されることになるので、その条件についても合わせて解説します。
 

シングルマザーが社会保険に入るメリット

パートで働いていて、国民健康保険に加入しているシングルマザーは「社会保険に入ったほうがいいよ」というのを耳にしたことがあるかと思います。

では、なぜシングルマザーは社会保険に加入するほうが良いと言われるのか。その理由を解説していきます。
  

①保険料の半分を会社が払ってくれる

シングルマザーが社会保険に加入するメリットとしては、まず「保険料の負担が減る」ということがあります。具体的には下記のとおり。

保険料
  • 国民健康保険:全額を自己負担
  • 社会保険  :半分は会社負担

保険料は給与に合わせて計算されるので、収入が少ないうちは、社会保険に加入したほうがお得です。
   

②厚生年金として、将来もらえる年金が増える

シングルマザーが社会保険に入ると、厚生年金に加入することになります。そのため、将来もらえる年金が増えます。

仕組みとしては、下記のとおり。

  • 20歳以上60歳未満の国民全員:国民年金
  • 社会保険に加入した人:国民年金+厚生年金

家庭の将来のために、シングルマザーは社会保険に入ったほうがいいですよ

と言われるのは、これが理由だったりします。
  

③子供の保険料がいらなくなる

国民健康保険には、「扶養」という概念がないので、収入のない子どもに対しても人数分の保険料がかかります。

それに対して、社会保険には「扶養」制度があり、無収入の子供・赤ちゃんに対して保険料はかかりません。このあたりも、シングルマザーには大きなメリットですね。
  

④手当金がもらえる

シングルマザーが社会保険に加入すると、下記の手当金がもらえるのもメリットの一つです。

  • 傷病手当金:病気・ケガなどによって、3日間を含んで4日以上仕事に就けなかったときに給付される
  • 出産手当金:産休中に、それまでの給与のおよそ3分の2に相当する金額が支払われる

いざというときの保証も、社会保険のほうが手厚い理由です。
   

シングルマザーが社会保険に入るデメリット

以上、シングルマザーが社会保険に入るメリットをご紹介してきましたが、

逆にデメリットはないの?

と疑問に感じた方もいるかもしれません。

デメリットが発生するのは、シングルマザーのあなたが現時点で親の扶養に入っている場合です。なぜなら、あなたが被扶養者であるなら、保険料は親の収入から引かれる分に含まれているので払わなくていいからです。

ただ、こういったケースを除いては、保険料の負担が減る・年金が増える・保証が手厚くなる という点で、大多数のシングルマザーにとってはメリットの方が大きいです。

  
と、ここまでシングルマザーが社会保険に加入するメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、

パートだったら、入れないんじゃないの?

と思う方もいるかもしれません。

しかし、結論パート・アルバイトであっても社会保険に加入することはできます。次章で、その適応条件について解説します。
  

シングルマザーが社会保険に入れる条件

シングルマザーが社会保険に入る条件として、まずは下記の条件を満たしていれば適応されます。

  • 1週間の所定労働時間および、1ヶ月の所定労働日数が正社員の4分の3以上

また、この条件を満たしていなくても、下記の5つの条件をすべて満たせばOK。

  • 1週間の所定労働時間が20時間以上
  • 毎月の賃金が88,000円以上(年収106万円以上)
  • 1年以上の勤務が見込まれる
  • 学生でない
  • 会社の従業員数が501人以上(500人以下でも、労使の合意がある)

「1年以上の勤務が見込まれる」については、以下の条件のいずれかを満たせばOK。

  • 雇用期間が定められていない
  • 雇用期間が1年以上
  • 雇用期間が1年未満だが、
    1. 契約が更新されること、更新する可能性が雇用契約や就業規則に明記されている場合
    2. 過去に同じ条件で1年未満働き、更新によって1年以上働いた実績がある

「1年以上雇用」と明記されていなくても、更新の可能性や更新実績があるだけで「1年以上の勤務が見込まれる」とみなされるケースもあります。

パート・アルバイトで働いているシングルマザーの方は、自分の会社の雇用契約・就業規則をまずは確認してみましょう。
  

条件に当てはまらないときの対処法

中には、

どの条件にも当てはまらない。。

という方もいるかと思います。その場合、当然ですが、社会保険に加入できるように条件を満たしていく必要があります。

まず、「労働時間・日数を正社員の4分の3にする」という条件ですが、単純計算すると週30時間(月120時間)働く必要があります。

子供が手のかからない年齢ならともかく、小さい子供を育てているシングルマザーにとっては、これだけ長時間働き続けるのは難しいケースもあるでしょう。

なので、適応を目指すのであれば、もう一つの条件である下記のほうが達成しやすいです。

  • 1週間の所定労働時間が20時間以上
  • 毎月の賃金が88,000円以上(年収106万円以上)
  • 1年以上の勤務が見込まれる
  • 学生でない
  • 会社の従業員数が501人以上(500人以下でも、労使の合意がある)

特に、上の2つを満たそうとするケースを考えてみましょう。そうすると、毎月の所定労働時間は80時間となり、時給=1,100円となります。

時給は職種・地域によって異なりますが、厚生労働省の地域別最低賃金の全国一覧によると、東京都の最低賃金=1,013円なので、1,100円は十分狙える金額。なので、時給1,100円以上の仕事を探して転職を目指すのも一つです。

ただし、「所定労働時間」「賃金」には残業時間・残業代は含まれないので、注意が必要です。
  

社会保険に入るための手続き

シングルマザーが社会保険に入る手続きは、すべて会社が行ってくれるので気にしなくてOK。

ただし、国民健康保険をやめる手続きはシングルマザー自身でしないといけません。詳しくは、お住いの自治体にて確認してみてください。
  

シングルマザー向け支援制度も活用しよう

社会保険を検討中のシングルマザーの方は、あなたの家計を助けてくれるひとり親向け支援制度についても、この際に知っておきましょう。知らずに損をしている可能性が、あるかもしれません。

例えば、下記の支援制度をご存じでしょうか?

  • 水道料金の割引(無料の場合も)
  • バス・電車代の割引(無料の場合も)
  • 住宅家賃の補助
  • 子供の医療費助成
  • 児童育成手当

え、なにその制度?!

というものが一つでもあれば、ぜひこちらの記事もどうぞ。
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