【まとめ】シングルファザーの子供の気持ち【4つあります】

子供は今の生活をどう思ってるんだろう?

というシングルファザーの方へ、父子家庭の子供が感じやすい気持ちを4つご紹介します。

それがこちら。

ネガティブ面

  • 母親への喪失感
  • 親の離婚に対する自責の念
  • 孤独感
       

ポジティブ面

  • 父親の幸せそうな顔への安心感

え、ネガティブな気持ちのほうが多くて、やっぱり子供は幸せじゃないのか..

と思うかもですが、ご心配なく。

ネガティブな気持ちに配慮できれば、父子家庭においても子供は幸せを感じることができます。

配慮の仕方についても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
   

※今回は、離婚のケースを対象にお話します。死別の場合については、こちらをどうぞ。
≫【死別の父子家庭向け】子供の心に必要なケア、「グリーフケア」とは

目次

シングルファザーの子供の気持ち

ネガティブ面

母親への喪失感

「母親を嫌っていた」というケースでない限り、シングルファザーの子供は、少なからず離れて暮らすお母さんへの喪失感を抱えています。

喪失感というのは厄介で、子供に以下の悪影響をもたらす恐れがあります。

  • 攻撃性が増す
  • 情緒不安定になる
  • 学業成績の不振
  • 食欲不振
  • 睡眠障害

中には、

自分が明るく振る舞えば、子供も寂しさを感じなくなるはず

と思う方もいるかもしれません。

ただ、やはり子供にとって「お母さん」という存在は特別ですし、喪失感からの回復には長い時間がかかるものです。

喪失感による子供への悪影響を防ぐには、適切なケアを継続的に行っていくことが求められます。
   

親の離婚に対する自責の念

シングルファザーの子供の気持ちとして、

お父さんとお母さんの仲が悪くなったのは、自分が良い子じゃなかったからだ..

というのもよくある感情です。

離婚の理由を知らされず、急に家族が別々になってしまった場合、子供は自分に責任を感じてしまいやすい傾向があります。

表面的には大丈夫そうでも、「実は心の中では自責の念に苦しめられている」というパターンもあるので、誤解を解くための対処が必要です。
   

孤独感

シングルファザーの中には、離婚後もフルタイムで働いている方も多くいるかと思います。

そういった背景もあり、父子家庭ではふたり親世帯・母子家庭と比べて、子供と過ごす時間が少ないというデータもあります

子どもと一緒に夕食をとる回数が週3日以下の割合

  • ふたり親世帯:10.8%
  • 母子世帯  :19.6%
  • 父子世帯  :38.9%

参考:2018年 第5回子育て世帯全国調査

そうなると、子供の気持ちとして配慮したいのが「孤独感」です。

本来、子供は他人からの愛情を受け

自分は愛されているんだ

と実感することで、自己肯定感を育むことができます。

自己肯定感は子供の健全な成長にはとても重要で、以下のメリットがあります。

  • 他人を尊重できる
  • コミュニケーション能力が高くなる
  • 自分の感情をコントロールできる
  • ポジティブ & プラス思考になれる
  • 物事に集中して取り組むことができる
  • 失敗を怖れず、チャレンジする
  • 他人と比較することが少なく、幸福度が高い

しかし、子供と接する時間が少ないと、「自分は愛されている」という感情より孤独感のほうが勝ってしまいかねません

そうなると自己肯定感が育まれず、先ほどの「良い成長」も阻害されてしまうため、父子家庭では子供の孤独感への対処も重要となります。
   

ポジティブ面

シングルファザーの子供の気持ちとして、ポジティブな感情を抱くことも、もちろんあります。

父子家庭の子供はどういったことを前向きに感じるのか、ご紹介していきます。
     

父親の幸せそうな顔への安心感

もし今シングルファザーのあなたが、結婚していたときより笑顔でいる回数が増えているのなら、それは子供の気持ちにもプラスに働きます。

なぜなら、親の笑顔は子供にとって「家庭内の心理的安全性」を高め、安心して目の前のことに集中できるようになるからです。

これと似たようなことは、職場でも起きます。

2015年、Google社が

チームのパフォーマンスを高めるのにもっとも重要な要素は「職場の心理的安全性」である

と発表しました。

働く人が「チームの中でミスをしても、それを理由に非難されることはない」と思えるかどうかが、チームの生産性に大きな影響を与えていたんです。

これは本質的には子育てでも同じで、

子供のパフォーマンス(遊びや学業)を高めるのにもっとも重要な要素は「家庭の心理的安全性」である

とも言い換えることができます。

つまり、シングルファザーになったことで親の笑顔が増えているのであれば、それは子供の気持ちにとってもポジティブな影響があるんです
    

子供の気持ちへの配慮の仕方(生活編)

シングルファザーの子供のネガティブな気持ちとポジティブな気持ち、両面をご紹介してきました。

ここからは、子供のネガティブな気持ちに対してどう配慮していけばいいのか、お話していきます。
   

面会交流の実施

当然ですが、面会交流は子供の「母親への喪失感」を和らげるのに役立ちます。

また、子供は離別した親からも愛されている事実を実感することで、自己肯定感を高めることができます。

つまり、面会交流は子供にとって

  • 喪失感の悪影響から守ってあげられる
  • 自己肯定感を育み、良い成長につながる

とメリット大なんです。

子供が嫌がっていたり、危害がおよぶ恐れがある場合を除いては、ぜひ前向きに検討してみてください。

とはいえ、

元嫁と話すといろいろモメそうだし、ストレスなんだよな..

というシングルファザーの方も少なくないはず。

そんなときは、以下2つの対処法がオススメです。

  • してほしいこと・してほしくないことをルール化し、公正証書に残す(話し合いが難しければ、調停を行う)
  • 面会交流の第三者サポート機関を活用する

詳細はこちらで解説しているので、どうぞ。
≫【重要】面会交流がストレス!と感じたら、試したい4つのこと
   

離婚は子供のせいではないことを伝える

シングルファザーの子供が感じやすい、両親の離婚への自責の念に対しては、シンプルに「あなたのせいではないよ」と伝えてあげることがベストです。

伝えるときのポイントは、以下の3つ。

  • 言葉で伝える
  • 離れていても、お母さんは子供のことを大切に思っていることを伝える
  • 離れて暮らす理由について、嘘をつかない

中には、母親がいない理由を「外国に行った」「旅に出た」と嘘をつく方もいますが、子供が真実を知ったときにショックを受け、父親を信用できなくなる可能性もあります

一緒に暮らせなくなった理由についても、可能な限り真実を伝えるようにしてみてください。
    

周囲のサポートの活用

父子家庭では子供と過ごす時間が少なくなりがちで、子供が孤独感を抱えてしまう可能性があるとお伝えしました。

とはいえ、すぐに残業の少ない部署に異動させてもらうのは難しかったり、転職だと給料の心配もありますよね。

そのため、シングルファザーにとって「周囲のサポートを得る」ということは、ある意味シングルマザー以上に大切だったりします

子育て・家事の支援を受けれないか、ぜひ以下のいずれかから検討してみてください。

  • 実家・パパ/ママ友・学校の先生
  • ファミリーサポート
  • 家事代行/食材宅配サービス

実家・パパ/ママ友・学校の先生

頼りやすいのは実家の親でしょう。
1週間のうち、数回・数時間だけでも子供の面倒を見てもらえないか、打診してみてください。

それが無理な場合は、パパ/ママ友・学校の先生に相談してみましょう。

直接のサポートは受けれなくても、ほかに助けれくれる人を紹介してもらえたり、ためになる情報を教えてもらえるかもしれません
   

ファミリーサポート

ファミリーサポートは、自治体が運営している子供預かりサービスで、1時間あたり600〜1,000円で利用できます。

自治体に助成制度があれば、それがさらに半額になるので、一度お住まいの地域で確認してみましょう。
    

家事代行/食材宅配サービス

職場が定時で帰れないのなら、夜遅く家に帰ったとしても、家事を短縮して子供との時間を作り出すのも一つのアイデア。

外部サービスを活用して家事・買い物の負担が減れば、より心に余裕を持った状態で子供と向き合うこともできます

とはいえ、

けっこうお金かかるでしょ..

というシングルファザーの方もいらっしゃるかと。

そこで、価格の安い家事代行/食材宅配サービスをまとめた記事をご用意しましたので、よければ参考にしてみてください。

子供の気持ちへの配慮の仕方(恋愛編)

父親の恋愛に対する子供の気持ち

シングルファザーの方の中には、

子供の気持ちが心配で、恋愛していいのかわからない..

という方も多いかと思います。

そしてそれは、確かに重要な問題です。

先ほど、シングルファザーの子供の気持ちには「母親への喪失感」があるとお伝えしました。

そんな中で父親が恋愛していることがわかると、子供はさらにネガティブな感情を持ってしまう可能性があります。

  • 「お父さんをとられた」という嫉妬心
  • 父親が、母親以外と男女の関係になったことへの嫌悪感
  • 「両親がまた仲直りしてほしい」という希望が打ち砕かれる絶望感

ただ、だからといって簡単に「シングルファザーは恋愛をしないほうがいい」とは言えない理由もあります。

なぜなら、シングルファザーが良い恋愛をできれば

  • 孤独感が癒やれる
  • 育児で疲れても、リフレッシュできる
  • 心の支えができて、活力が湧いてくる

というメリットがあり、それは子育てにも好影響があるからです。

ではどうすれば、子供の気持ちに悪影響を与えず、良い恋愛ができるのか。

ポイントは「とにかく焦らない」ということです。
    

子供と彼女を会わせることを焦らない

子供の「母親への喪失感」を踏まえると、母親の記憶がほぼない幼少期を除き、彼女ができたあとすぐに2人を会わせるのはあまり得策ではありません。

子供に、

お父さん、彼女つくったら?

といった肯定的な態度が見られ、彼女のほうも

子供と会ってみたい

言ってくれたら初めてみんなで遊ぶ、という流れでも全然遅くはないです。

それまでは、

  • 恋愛中だと悟られないようにする
  • 子供が夜寂しい思いをしないために、会うのは昼間だけにする

とできるだけ子供に配慮し、慎重に事を進めるようにしてみてください。
   

子供が思春期なら再婚は遅らせるのもアリ

子供が思春期なら、シングルファザーの恋愛は特に慎重に進めたほうがいいです。

多感な時期に、父親が実の母親ではない女性と男女関係になったとわかったら

気持ち悪い!

と感じてしまうケースもよくあります。

そんな中、さらに再婚へと急いで話を進めてしまうと、子供の拒絶反応はより強いものとなるでしょう。

そのため、子供が思春期の場合は恋愛を慎重に進めるのはもちろんのこと、「再婚は子供の前向きな態度がない限り遅らせる」というのも賢明な判断です。

前向きな反応が見られない or 子供がどう思っているかわからない場合は、再婚は子供が家を出ていってからのほうが望ましいでしょう。

ちなみに、シングルファザーの方にオススメな

シンパパ男性も恋愛対象です

という女性と確実に出会えるマッチングアプリを下記にてご紹介しているので、よければこちらもどうぞ。
≫【断言】シングルファザーの出会いこそマッチングアプリ【オススメ2つ】
     

気持ちに寄り添えれば、子供は良好に暮らしていけます

以上、シングルファザーの子供の気持ちと、配慮の仕方について解説してきました。

父子家庭においては、離婚がもたらす子供への悪影響も確かにあります。

しかし、適切な配慮ができれば、悪影響を最小限に抑え、父子家庭においても健やかに成長できることが研究データからもわかっています

カリフォルニア北部の中流階級の131人の離婚家庭の子どもたちを、1971 年

から25年間にわたり追跡調査

定期的に面会交流を継続したグループの子どもがもっとも心理的に健康

東京国際大学 海外の共同養育に関する研究報告と日本の共同養育・面会交流の課題と提案

子供の気持ちに配慮していく上で、今回の内容を参考にしていただけたら幸いです。

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