
母子家庭で、生きるのが辛いです..
というシングルマザーの方へ、今すぐしてほしいことが以下の3つです。
- シンママの友達を見つける (シンママ専用アプリあり)
- 収入を上げることを意識する (就労サポートあり)
- 子育てを人に任せてみる (子育てサポートあり)
精神的に辛いときは①を、経済的に辛いときは②を、子育てが辛いときは③を行ってみてください。
私たちReRe(リリー)のInstagramで行った、シングルマザーの方へ「もっとも辛いことは?」と聞いたアンケートでは、「経済的に苦しいこと」が最も多く、次いで「孤独感」が多い結果でした(104人回答)


同じように辛さを感じているシングルマザーの方は多く、そういった方への支援サービスも今はとても増えているので、ご紹介していきます。
≫「シングルマザー」「シングルマザーとの出会いを希望する人」だけのマッチングアプリあります【日本初】
シングルマザーが辛いと感じたら、すぐ行うべき対処法
①シングルマザーの友達を見つける (シンママ専用アプリあり)
シングルマザーが精神的に辛いと感じたら、最優先でしてほしいことが「相談できる友達を見つけること」です。
なぜなら、精神的な辛さは「孤独感」が原因の場合が多いからです。
孤独感はとても有害で、海外の研究では「タバコを毎日15本吸うことに匹敵する悪影響がある」と言われています。
そして、シングルマザーは下記のような理由で孤独感を抱えやすいのが現状です。
- 生活の全てを自分で決めないといけない
- 仕事・子育てを一人で担わないといけない
- シングルマザーに理解がある人・企業が少ない
また、あなた以外にも、孤独感を抱えて辛い思いをしているシングルマザーの方はたくさんいます。
ReRe(リリー)のInstagramで行ったアンケートでは、約8割の方が「シンママになって寂しさを感じたことがある」と回答されました(118人回答)


そのため、シングルマザーが精神的に辛い状況から抜け出すには「孤独感を解消するための友達作り」が大切。
いつでも悩みを打ち明けられて、支えてくれる友達が身近にいるとわかれば、人は孤独感から解放され、前向きになれます。
ただ、そうはいっても



周りに同じシングルマザーの人がいない..
という方もいるかと。
そんなときに活用してほしいのが以下の2つです。
- シングルマザー専用のコミュニティアプリ
- シングルマザーの支援団体
シングルマザー専用のコミュニティアプリ
孤独感の解消にまず活用してほしいのが、シングルマザー専用のコミュニティアプリ「Shin-mama friends (シンママ フレンズ)」です。
私たちReRe(リリー)が運営しているアプリで、登録できるのは「シングルマザー」と「これからシングルマザーになる方」のみ。
Shin-mama friends (シンママ フレンズ) では、気軽に話せるシンママの友だちが見つかったり、母子家庭での悩みを掲示板からママたちに相談することもできます。
Shin-mama friends (シンママ フレンズ) でママ友を見つけられた方からは、以下のお声も頂いています。
- 悩みを相談させていただいて、似た境遇の方やアドバイスに救われました(30代女性)
- 同じ悩みを抱えてる人に出会えることができてよかったです(40代女性)
アプリは、無料で利用可能。
詳しくはこちらにてご紹介しているので、よければご覧ください。
≫ シンママの友だちが見つかるコミュニティアプリあります【無料】
シングルマザーの支援団体
次に、孤独感の解消に頼ってみてほしいのが、シングルマザーの支援団体。
精神的に辛いときに、シングルマザーの支援団体を頼るメリットがこちら。
- 交流会を通じて、同じシンママの仲間が見つかる
- 無料で相談ができ、的確なアドバイスがもらえる
- 就職・住居・子供の教育などのサポートが受けれる
シングルマザーの中には、



周りの人に相談してみたけど、役に立たないアドバイスしかもらえなかった..
という経験をした方も少なくありません。
そういった面でも、シングルマザーの支援団体を頼ることによって、正しい情報・シンママに適したアドバイスを受けることができます。
交流会もオンラインで参加できたり、様々な支援サービスも無料 or 低価格で受けられます。
詳しくは以下でまとめているので、ぜひどうぞ。
»【まとめ】シングルマザーの支援団体10選【活動内容・場所・料金など】
②収入を上げることを意識する (就労サポートあり)
シングルマザーが経済的に辛いと感じたときにやってほしいのが「収入を上げる意識を持つこと」。



いろいろ節約はしてるけど
という方も多いとは思いますが、収入を上げられないと、どれだけ節約を頑張っても、苦しい経済状況を大きく改善することは難しいです。
こう言うと、



収入を上げると、児童扶養手当が少なくなるじゃん..



弁護士に「養育費を多くもらうために、収入は上げないで」って言われたよ..
という方もいると思います。
ただ、これは将来を考えたときには「危険な考え」です。
児童扶養手当・養育費だけを頼りとすることの落とし穴
シングルマザーが経済的に辛いときに、児童扶養手当・養育費だけを頼りにすると危険な理由がこちら。
- 子供が自立すると、手当はもらえなくなるから
- 養育費は元夫の状況次第で、もらえる金額が下がってしまうから
- どれだけ児童扶養手当・養育費が下がることになっても、収入を上げたほうが合計収入は大きくなるから
まず、もっとも注意すべき点が「支給には終わりがあること」です。
- 養育費 :子供が20歳になるまで
- 自動扶養手当:子供が18歳になった3/31まで(障害がある場合は20歳未満まで)
支給が止まるまでに、収入を上げる意識を持っていれば



転職に成功して、前の会社よりも給料が高くなったから大丈夫!



スキルが身についたから、ある程度仕事は選べる!
と安心できますが、児童扶養手当・養育費に頼りきったまま受給停止を迎えてしまうと



今さら、給料の良い会社に転職できないよね..



年齢的にも、新しい挑戦が怖い..
と給料を上げようとしたり、なにか不都合があった場合でも、仕事の選択肢が限られてしまいます。
また、シングルマザーがいくら収入を下げたとしても、養育費は元夫が以下の状況になった場合は減額されてしまいます。
- 元夫が再婚し、その妻・子供が扶養に入って、養う人が増えた
- 元夫が病気・怪我によって休職し、収入が減った
さらに、知ってほしいのが「児童扶養手当・養育費を上げるより、収入を上げるほうが合計収入は大きくなる」ということです。
それを、シミュレーションによって解説します。
まず、



5歳の息子がいて、2人暮らしをしているシングルマザーです。
寡婦控除は35万です。
という方がいるとします。
このシングルマザーが、
- ケース①:年収360万・養育費(月2万円)
- ケース②:年収300万・養育費(月3万円)
- ケース③:年収240万・養育費(月4万円)
- ケース④:年収180万・養育費(月5万円)
という場合、それぞれケースで年間の合計収入はいくらになるかを、ざっくり計算した表がこちら(※あくまで参考値です)


このように収入を減らして養育費・児童扶養手当の額を上げるよりも、収入UPに取り組んだほうが、最終的に手にできるお金は多くなるんです。
また、④のように年間の合計収入が低いままだと、子供を大学に通わせたり、自由な選択をさせてあげることも難しくなってしまいます。
今からでも全然遅くないので、
- 少しづつスキル・資格の勉強をする
- 転職・職種の変更を考えてみる
といった「収入を上げていこう」とする意識をぜひ持ってみてください。
とはいえ、



収入を上げるために何をどうすればいいか、わからない..
という方もいるかと。
そこで、そんな方にオススメな、シングルマザーの収入UPを支援してくれるサービス・制度をご紹介します。
シングルマザーの支援団体の就業支援
収入を上げるときにまずオススメなのが、シングルマザーの支援団体が行っている就業支援。
転職・スキルアップ・副業などで、シングルマザーがぶつかりやすい問題を熟知した上で、収入UPをサポートしてもらえます。
また、シングルマザーが働きやすい企業を紹介してくれるので、仕事が続けやすくなります。
中でもオススメは、母子家庭の学習サポートに専門的に取り組んでいるキッズドアの就労支援プログラムで、無料でチャレンジできるので、ぜひ確認してみてください。
自治体の就業支援制度
シングルマザーが収入を上げたいと思ったときは、自治体の支援制度を活用することもオススメ。
母子家庭で20歳未満の子供がいて、児童扶養手当を受けている or 同じ所得水準であれば、資格取得にかかる学費・通学中の生活費などを負担してもらえます。
主な制度の内容は、以下の3つ。
(1)自立支援教育訓練給付金



スキルアップの講座を受けたいけど、受講料が高い..
というシングルマザーの方にオススメの支援制度。
特定の指定講座を受けると、シングルマザーが支払った受講料の60%を負担してもらえます。
介護福祉・看護師・美容・歯科衛生士・保育・調理師・栄養士 etc
受給するには事前に自治体への相談が必須となっているので、ご注意ください。
≫ 参考:こども家庭庁HP
(2)高等職業訓練促進給付金



専門学校へ通いたいけど、その間の生活費をどうしていけば..
という悩みを解決できる支援制度。
資格取得のために1年以上学校へ通うとき、その間の生活費を援助してもらえます。
「手に職をつけたい」というシングルマザーの方は必見。
- 月々の支給額:70,500〜140,000円
- 修了後の支給:25,000〜 50,000円
看護士・介護福祉士・保育士・理学療法士・保健師・助産師・美容師・栄養士・調理師 etc
こちらも事前審査があるので、学校を決める前に自治体に相談してください。
≫ 参考:こども家庭庁HP
(3)高等職業訓練促進資金貸付事業
先ほどの高等職業訓練促進給付金は、給付の時期が講座の修了後となっているので



講座を受講したいけど、入学金・受講料の頭金がないよ..
というシングルマザーの方もいるかと。
そんなときに助かるのが、この高等職業訓練促進資金貸付事業で、入学・就職の準備金の貸付を行ってもらえます。
- 入学準備金:上限50万円
- 就職準備金:上限20万円
この制度がスゴいのは、下記の条件を満たすと返済が不要になる点。
- 卒業1年以内に、資格を活かしてその地域で就職
- 資格を活かして、その地域で5年間仕事を継続



今住んでいる地域で、ずっと働いて暮らしていきたい
というシングルマザーの方にはオススメ。
気になった方は、ぜひ一度お住まいの自治体に問い合わせてみてください。
≫ 参考:東京都社会福祉協議会HP
民間のシングルマザー向け就業支援
民間企業によるシングルマザー向け就業支援も、収入を上げたいときにオススメ。
正社員で働くことを前提とするものだけではなく、在宅・副業で働くためのデジタルスキルが身につく講座もあります。
私たちReRe(リリー)のX・Instagramでは、各地域で立ち上がった最新の就業支援サービスをその都度ご紹介しているので、よければ見てみてください。
\ 最新の就業支援情報を発信中 /
③子育てを人に任せてみる (子育てサポートあり)
シングルマザーが子育てが辛いと感じるときは、「子育てを他の人に任せる」ということも考えてみてください。
ちょっとでも子育てから離れ、体を休めたり、リフレッシュできる時間を作れると、辛さは大きく和らぎます。
辛さが和らぐ以外にも、心身が回復することで、改めて子育てに前向きになれたり、自信がわいてきたりします。
そのため、「子育てを他の人に任せる」=「親が良い状態で子育てを行っていくための有効な手段」と捉えてみてください。
以下では、子育てを安心・安全に任せられる、オススメの支援サービスをご紹介します。
ファミリーサポート (助成制度あり)
シングルマザーが子育てで辛いとき、まずファミリーサポートの利用がオススメです。
ファミリーサポートは自治体が運営していて、地域の住民から「育児の援助を受けたい人」と「育児の援助を行いたい人」をつなげてくれるサービス。
料金も安く、1時間600円〜1,000円と、ベビーシッターの約1/2〜1/3の費用で利用できます。
さらに、自治体の「ファミリーサポート利用料の助成制度」を利用すると、ひとり親家庭の方は料金が半額になります(※一部地域では利用条件あり)
≫ 例:千葉市 ファミリー・サポート・センターひとり親家庭支援事業
ファミリーサポートはどんな理由でも子供を預かってくれるので、「少し休みたいから」でもOK。
ファミリーサポートを利用して一人になれる時間を作り、リフレッシュできると、その後の子育ても笑顔でできて子供にも良い影響があるので、ぜひ活用してみてください。
面会交流コーディネート事業
シングルマザーが子育てで辛いとき、面会交流も子育てから離れられる、貴重な機会になります。
実際、面会交流を「一人になって休める時間」としてポジティブに捉えているシングルマザーの方も多くいます。
とはいえ、



元夫と連絡を取りたくない..
という方も多いかと思います。
そんな場合に、面会交流をコーディネートしてくれる第三者機関を頼るのもオススメ。
主に、以下のような支援タイプがあります。
- 付き添い型:元夫と子供の面会にスタッフが付き添ってくれる
- 連絡調整型:日程・場所の調整をサポートしてくれる
- 拠点利用型:支援団体の施設内で面会交流ができる
第三者機関には有料サービスもありますが、無料のサービスもあり、いくつかの自治体では無料で面会交流のコーディネートをしてくれます。
自治体以外に、支援団体でも、無料 or 低料金で面会交流のサポート事業を行っているところもあります。
以下の法務省のサイトで、都道府県別に親子交流を支援している団体がまとめられているので、一度お住まいの地域の団体をチェックしてみてください。
≫ 参考:面会交流がストレス!と感じたら、試したい4つのこと
番外編:信頼できるパートナーを見つける (シンママ向けアプリあり)
シングルマザーが辛いと感じたとき、それが「一人で子育て・仕事を頑張る中で感じた寂しい気持ち」からくる場合もあるかと思います。
そんな場合は、「信頼できるパートナーを見つける」のも、状況を改善する一つの手段。
もちろん、お伝えしてきた3つの対処法と同時並行で、が前提ではあります。
やはり、心を許せるパートナーができると
- 孤独感がやわらぎ、もう一つの心の支えができる
- 辛いときに励ましてもらえて、前向きになれる
- 恋愛を楽しむことで、毎日の活力も湧いてくる
と特にシングルマザーにとってメリット大。
ただ、シングルマザーが「いざ出会いを探そう」となっても
- 仕事・育児で忙しい
- 出会いの場に行くお金がない
- シングルマザーOK、という男性が見つからない
と立ちはだかる壁も多かったりしますよね。
そんなときにオススメなのが、シングルマザー向けのマッチングアプリ。
まず、マッチングアプリなら、シングルマザーでも無理なく、素敵なパートナー探しをすることができます。
- 仕事・育児のすきま時間で利用できる
- 女性は無料のアプリが多い
- シングルマザー向けのアプリを使えば、「シンママOK」という男性が見つかる
実際、私たちReRe(リリー)のInstagramで行ったアンケートでも、シングルマザーになって出会いがあった場所は「マッチングアプリ」が最多でした(32人回答)


そして、シングルマザー向けのマッチングアプリとは何かというと、システム上、事前に相手の男性が



子供がいる女性との出会いも希望しますよ
という人かどうか、わかるアプリのことです。
具体的には、ReRe (リリー) と ユーブライド というアプリなのですが、両者の特徴はこちら。
- ReRe (リリー):女性無料。会員は「子供がいる人」と「子供がいる方との出会いを希望する人」のみ。
- [PR] ユーブライド:女性有料。プロフィール内で「子供がいる人との出会いの希望の有無」を選択できる。
詳細についてはこちらをどうぞ。
»【断言】本当にシングルマザー向けなマッチングアプリは2つだけ
「まだ頑張れる」と思ったときこそ支援を受けるとき
辛いとき、つい「一人で何とかしよう」とさらに頑張って、心身の辛さが悪化してしまうシングルマザーの方は少なくありません。



辛いけど、まだ一人で頑張れそう
と感じたときに一人で頑張らず、そこで支援に頼ってみることが大切です。
今は昔よりもシングルマザーへの支援体制も充実しつつあり、辛いシーンに応じて様々な制度・サービスが用意されています。
そして、制度・サービスを利用した先で
- シンママの友達
- 支援スタッフ
- 信頼できるパートナー
といった支援者ができると、子育て・仕事で辛いことがあっても、支えてもらいながら、乗り越えていけます。
あなたに合った支援者を見つけるためにも、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。
- ReRe (リリー):女性無料。会員は「子供がいる人」と「子供がいる方との出会いを希望する人」のみ。
- [PR] ユーブライド:女性有料。プロフィール内で「子供がいる人との出会いの希望の有無」を選択できる。