ステップファミリーの離婚率はなぜ高い?要因を知ると対策できる!逆に離婚すべき場合も解説!

日本のステップファミリーの離婚率は、初婚同士の夫婦より1.4倍も高いと言われています。めちゃくちゃ高くなりますよね。

いったい、なぜでしょうか。その要因と、ステップファミリーで離婚しないための対策も合わせて紹介します。

また、特にステップファミリーで離婚しやすい夫婦の組み合わせ・子供の状況についても解説。その場合の対処法もお伝えします。

さらに「逆に離婚してステップファミリーを解消したほうが良い!」という場合もあるので、それもお話しします。

このブログを読んでほしい人

・「好きな人の子供なら愛せるから、大丈夫」と思っている方
・子連れ再婚を検討中だが、離婚しないための対策を話し合っていない方
・「自分には関係ない」と思っている方
→いつ子持ちの人と恋に落ちるかは、誰にもわからないので

このブログを読むメリット

・ステップファミリーの離婚要因を知ることで、対策ができる
・ステップファミリーで悩んでいるのは、自分だけじゃないことを知れる
・ステップファミリーで離婚を防ぐための、具体的な方法がわかる

  

ステップファミリーの離婚率の高さ・要因を知る大切さ

子連れ再婚をするにあたり、まずは「ステップファミリーが何も対策をしなければ離婚しやすい家族であること」を認識し、それから、ステップファミリーが離婚に至りやすい要因を知ることが大切です。

ステップファミリーが離婚しやすいこと・その要因については、学校で教えてもらえることがなく、普段の生活で知る機会もほぼありません。そもそも、ステップファミリーという言葉を知る機会すら少ないのが現状です。

そのため、ステップファミリーの離婚率が高い理由について、

あんまり理解できていないけど、まあなんとかなるだろう

という気持ちで子連れ再婚をしてしまうと、

ステップファミリーで問題発生
     ↓
対策を夫婦で話し合えてない
     ↓
どうすればいいかわからない
     ↓
悩み・ストレスを抱える
     ↓
離婚が頭をよぎってしまう

という形で、「子連れでも幸せになろう」と思ってステップファミリーになったはずなのに、結果的に離婚してしまった、という夫婦は数多くいます。

そうならないためにも、このブログを読んで、ステップファミリーが離婚しやすい要因とその対策について、ぜひ夫婦で一度話し合ってもらいたいと思います。
 

 

なぜ、ステップファミリーの離婚率は初婚の1.4倍も高いのか

ステップファミリーの離婚率が初婚の1.4倍と言われている理由について、解説します。

まず前提として、今の日本は結婚する3組に1組が離婚すると言われています。さらに、その離婚率は年々増加しています。

アメリカでは2組に1組が離婚すると言われており、日本も生活スタイルや価値観のグローバル化にともなって、どんどん欧米の離婚率に近づいているというのが現状です。

日本の年間の婚姻数は60万人。そして、離婚件数は20万人です。まさしく、3人に1人は一生のうち離婚を1回は経験するということです、離婚率は35%です。

これだけでも十分「離婚する人って多いな」って感じですが、これが再婚した人に限ると離婚率はさらに伸びて、なんと50%にもなります。初婚同士の離婚率より1.4倍も高くなる計算です。バツ2の再婚となるとさらに伸びて、離婚率は75%まで跳ね上がります。

日本の離婚率

 初婚の離婚率:35%
 再婚の離婚率:50%
再々婚の離婚率:75%

「再婚したら、離婚のハードルも下がるんでしょ?」なんてことが一般的に言われたりしますが、そうとも限りません。

初婚同士の家庭と違うのは、再婚した家庭にはステップファミリーが含まれるという点です。ステップファミリーでの問題が、再婚者の離婚率を押し上げている理由の1つであることは、用意に想像できます。

これがステップファミリーの離婚率が初婚の1.4倍である理由です。
 

ステップファミリーが離婚しやすい要因とは

① 継子(連れ子)と継親の関係が良くないから

当たり前のようなことですが、血の繋がりのない家族関係であるステップファミリーにおいて、一番多い離婚理由は「継親と継子(連れ子)の関係が良くないから」です。

◆継親の気持ち

「継子(連れ子)をかわいいと思えない。」
「気を使って安らげる場所がない。しんどい。」
「仲良くなろうとしているのに、心を開いてくれない。」
「専業主婦で、夫の継子(連れ子)の育児を毎日しないといけないのが苦痛。」

アンケートなどを見ても、継親たちのリアルな苦悩が見えてきます。

実子でも、自分の言うことを聞かないと腹が立つものです。それがステップファミリーで、相手が血の繋がりのない継子(連れ子)となると、「本当にムカつく」「嫌い」という心の声が相次いで聞かれます。

ステップファミリーでは、最初に

血の繋がりはなくても、継子(連れ子)の良い親になろう!

好きな人の子供だったら、自分ならきっと愛せる!

意気込む人ほど、子供からの想定外の反応・反抗的な態度にとまどい、離婚しようかと悩みます

特に、前の家族が離婚したばかりの子供にとっては、ステップファミリーの初期段階では、まだ離別した親への喪失感・虚無感で心がいっぱいであることが多いです。

そんなときにステップファミリーになって、別の大人が「今日から私が親だ」という態度で接しても、子供は継親を親として認めることができないのです。

そうすると、せっかくステップファミリーで良い親になろうと頑張ったのに、継子(連れ子)が自分を親として見てくれないことに対し、次第に継親も

継子(連れ子)が全然懐いてくれない。辛い。。

やっぱり、離婚したほうがいいのかな

と、「離婚してステップファミリーを解消する」という選択が、頭をよぎることになってしまいます。

② セメントベビーが生まれる→継子との愛情差が発生しやすいから

つぎに、ステップファミリーの離婚要因で多いものがこれです。「ステップファミリーでセメントベビーが生まれる → 継子(連れ子)と実子で感じる愛情差が発生 → 離婚を考える」というパターンです。

継親が継子(連れ子)とうまく関係ができていて、

「実の子供が生まれても、継子(連れ子)も同じように愛そう。」

と心に誓っていても、実際にステップファミリーでセメントベビーが生まれてしまうと、ほとんどの人が実の子と継子(連れ子)の、心から湧き出る愛情の差を感じてしまうといいます。

「セメントベビーが生まれて、継子(連れ子)に嫌悪感を感じてしまうようになった。」
「仲が良かったのに、なんとなくお互い関係がぎこちなくなり、距離を置くようになってしまった。」

こんな声がセメントベビーが生まれると、ステップファミリーの方から多く聞かれます。

「もっと平等にしないと」と頑張ってみても、本能的な愛情の差が縮まることはありません。それどころか、平等に愛情を感じれない自分に対し、かえって余計にストレスを感じてしまいます

そうなると継親も「やっぱり離婚してステップファミリーを解消した方がいいのかも」と考えるようになってしまいます。

また実親の方も、パートナーがセメントベビーばかり可愛がって、継子(連れ子)とはやり取りしない or 厳しくするなどの態度を見て、

「子どものためにも離婚してステップファミリーを解消した方が良いかも」

ということを考えるようになってしまいます。

やはり、セメントベビーの誕生というのは、ステップファミリーの離婚のきっかけとなりやすいことが言えます。
 

ステップファミリーが特に離婚しやすい夫婦の組み合わせ

ステップファミリーでは、

子なし夫 × 子あり

の夫婦の組み合わせは比較的うまくいきやすいとされています。
逆に、それとは反対に

あり夫 × 子なし妻
あり夫 × 子あり

のステップファミリーでは、夫婦は離婚しやすいと言われています。

なぜかというと、これは日本社会の問題でもありますが、まだまだ「育児は妻に」と考えている男性は多く、ステップファミリーの生活の中で、どうしても女性が継子(連れ子)と接する時間が増えてしまうからです。

妻にとっては、今まで経験したことのない育児というストレスがのしかかり、さらに相手は血の繋がりのない継子(連れ子)で「実子のように愛情も湧いてこない」という状況。

ステップファミリーで、妻は二重のストレスを抱えてしまい、「こんな生活もう無理」と離婚をしたくなってしまうのです。

ステップファミリーが離婚しやすい継子(連れ子)の年齢

ステップファミリーが離婚しやすい条件として、「継子(連れ子)が思春期である」ということも1つあります。

もちろんステップファミリーで、継子(連れ子)が幼児であっても、夜泣き・イヤイヤ期など、大変さはあります。

しかし、継子(連れ子)の年齢が上がれば上がるほど、それだけもとの生活で慣れ親しんだ生活習慣があるので、ステップファミリーになって、そこに別の生活リズムや教育方針が加わると、その分反発も起きやすくなります。

さらに、継子(連れ子)が小学校高学年・中学生の思春期であれば、多感な年ごろで実親に対しても反抗的になるのに、ステップファミリーで相手が血のつながりのない大人となると、その反発心はさらに強くなります。

「継親のものと一緒に選択しないで」
「血のつながりもないのに、親ヅラするなよ」
「なんでお母さんはあんな人と結婚したの?」

ステップファミリーでこんなことを継子(連れ子)から言われて、あなたは離婚を考えずにいられますか?

ステップファミリーでは、こういった思春期の継子(連れ子)からの反抗的な態度に耐えかねて、離婚を選択する夫婦は多いです。

また、思春期の子供であれば、実親が血の繋がりのない相手と男女の関係になったことに嫌悪感を感じ、それでさらに距離が離れていってしまう、ということもステップファミリーの離婚のきっかけになりやすいです。

ステップファミリーで離婚を防ぐために

ここまで、ステップファミリーで離婚に繋がりやすい要因・条件などをまとめてきました。「ステップファミリーで離婚を回避するのは無理なんじゃ?」と感じてしまったかもしれません。

しかし、ステップファミリーで離婚せず、うまくいっている家庭もちゃんとあります。ここからは、ステップファミリーで離婚を防ぐための対策をご紹介していきます。

① 愛せなくてもいい。無理せず焦らず、時間をかけること。

ステップファミリーで離婚しないために大切なことは、とにかく時間をかけることです。最初は継子(連れ子)を愛せなくても構いません。ある意味それは本能的で仕方のないことです。

みんな悩んでいる → 継子(連れ子)を愛せないことは自然なこと

という視点を持ってみましょう。それだけでも、心を落ち着かせることができて、てステップファミリーで起きる物事に対処することができます。

そして、継子(連れ子)に愛情を感じれなくても、時間の経過とともに、ステップファミリーの同じひとつ屋根の下に住むメンバーとして、仲間意識みたいなものが芽生えてくるようになります。

② 親にならなくてもいい

愛情深い人ほど、ステップファミリーで「良い親になろう」と意気込み、継子(連れ子)に対して熱心に教育やしつけをしようとしてしまいます。

しかし、これらの多くは逆効果で、ステップファミリーでは継子(連れ子)からの反発・無視が起きます。

なぜなら、継子(連れ子)は親の離婚・急に変わった生活環境によって心身ともにストレスを感じ、精神的に不安定になっている場合が多いからです。

ここで知ってほしいことが、継親が頑張って親になろうとしなくても、子供はちゃんと成長するということです。

また、無理に子供に干渉することがなくなれば、ステップファミリーでストレスを溜め込んで離婚を選択する、ということも起こりにくくなります。

このあたりは、山口もえさんと結婚してステップファミリーになった、爆笑問題の田中さんなどが参考になります。田中さんが急に親になろうとせず、ゆっくり子供と距離を縮めていっている姿が確認できます。

こちらのブログで詳しく紹介しているので、ぜひ見てみてください。
 

 

③ セメントベビーが生まれたら、継子(連れ子)を優先的に

ステップファミリーでセメントベビーが生まれたら、意識的に継子(連れ子)を優先して扱うことをオススメします。

・大きいお菓子は、継子(連れ子)にあげる
・形の綺麗な方の料理を出す
・家に帰ったら、最初にコミュニケーションをとる

これらは堀ちえみさん、明石家さんま、芸能人のステップファミリーも実践している方法です。

こちらのブログで詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
 

 

④ 妻側が子なしなら、夫の育児参加は特に必須

ステップファミリーでは、

子なし夫 × 子あり妻 より、

あり夫 × 子なし妻
あり夫 × 子あり妻 の方が離婚しやすいことは、先ほども言いました。

それは、育児が女性に任せられがちで、どうしても継子(連れ子)とのやり取りの時間が増えるからですが、この場合にステップファミリーの離婚を回避するためには、男性の育児参加が特に必須です。

できるだけ、妻が子育てから離れてガス抜きができる時間を作ってあげて(初婚同士の夫婦でも同じですが、ステップファミリーでは特に!)、さらには、夫から妻へのフォローの声かけも意識的に多くすることが、離婚を防ぐために大切です。

⑤ 継子(連れ子)が思春期なら、ステップファミリーになるのを遅らせるのが吉

「好きな人と一刻も早く一緒に住みたい」という思いはあるかもしれません。しかし、その後の生活の難しさを考えると、相手 or 自分に思春期の子供がいるなら、ステップファミリーになるのは避けた方が無難です。

逆に思春期の継子(連れ子)からの反発により、ステップファミリーでの生活に大きなストレスを溜め込んでしまい、それが原因で夫婦関係も悪くなって離婚へ、となってしまうと本末転倒です。

継子(連れ子)が思春期の場合、「一緒に住むタイミングを遅らせる」というのが、ステップファミリーで離婚を防ぐためには賢明な判断です。

継子(連れ子)が大学生や社会人になって、家を離れてからステップファミリーになり、一緒に暮らしていく。この方が、ステップファミリーでの離婚を回避しやすくなります。

⑥ 困ったらステップファミリーの支援団体を利用する

日本にはまだまだ数は少ないですが、ステップファミリーの支援団体があります。ステップファミリーで離婚がふと頭によぎったときは、こういった支援団体のサポートを利用するのも一つです。

M-STEP
SAJ

この2つの団体は、日本では数少ないステップファミリーに関する専門性・支援実績がある団体で、ステップファミリーで離婚しようか悩んでいるときは、的確なアドバイスをもらうことができます。

逆にステップファミリーで離婚した方が良いケース

ステップファミリーでは、離婚よりも最悪な結果があります。それは継親から継子(連れ子)への虐待です。血の繋がりがないゆえ、ステップファミリーでの虐待は、一般的な家庭よりも圧倒的に起きやすいとされています。

◆子どもの虐待件数 実親同士・ステップファミリー比較

子どもの年齢 0~4歳 5~9歳 10~16歳
両親とも実親の虐待 0.2人 0.2人 0.3人
実親と義理親の虐待 15人 5.2人 5人

出典:カナダの児童養護協会からオンタリオ週ハミルトン市役所に報告された、1000人あたりの子どもの虐待数(1983年)

ここで注目してほしいのが、継子(連れ子)の年齢が小さいほど、継親からの虐待の確率が高まっているということです。

ステップファミリーでの虐待の起こりやすさは、子供が5歳以上だと26倍になりますが(これでも十分多いですが)、4歳以下になると75倍になります。

ステップファミリーでは悲しいかな、「幼児への虐待は特に起きやすい」ということが事実のようです。日本でも虐待のニュースが流れたりしていますが、その多くがステップファミリーで起きたものです。

【虐待を防ぐために】怒るときは実親から。ダメなら離婚

ステップファミリーで虐待を防ぐためには、とにかく実親が「自分の子供は自分で守る」と覚悟を決めて対処するしかありません。

そこで、1つ良い方法があります。それは夫婦間で、

継子(連れ子)に怒るときは、必ず実親経由で怒ることにしよう。

ということを決めておくことです。もちろん、その場に継親と継子(連れ子)の2人しかいない、という状況をできるだけ作らないようにする配慮も大切です。

虐待を防ぐためかはわかりませんが、ステップファミリーの芸能人であるタレントの堀ちえみさんも、「怒るときは実親から」を実践しています。
 

もし、それを継親が守れないのであれば、逆に離婚してステップファミリーを解消するほうが、子供のためにも絶対に良いです。

ステップファミリーの離婚を防ぐ方法はある!

以上、ステップファミリーの離婚率が高い要因と、その対策法をご紹介してきました。

ステップファミリーが離婚へと向かいやすい要因は、きちんと対策をうてば、そのデメリットを最小化することができます。

それらがまだまだ日本の世の中で認知されていないからこそ、ステップファミリーの離婚率は初婚の1.4倍にもなっています。

その対策法について、今日知ったあなたは「ステップファミリーは離婚率が高いから、結婚 or 再婚は自分には無理だな」と諦める必要はありません。

ぜひ、子持ちの方との恋愛・結婚を考える良いきっかけにしてみてください。

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