子連れ再婚で幸せになるのって、難しいんだろうな..
子連れ再婚することを考えたら、どういう人と付き合えばいいのかな..
こんな不安・悩みを感じているシングルマザーの方は多いかと。
子持ちでの恋愛・再婚は初婚のように簡単ではありませんが、だからといって、決して恋愛・子連れ再婚で幸せになることを諦める必要はありません。
なぜなら、難しいと言われる子連れ再婚であっても、実際は「7割の家庭はうまくいっている」と言われているからです。
関係がうまくいっている子連れ再婚家庭では、もちろん子供も幸せです。
今回は参考にしやすい例として、子連れ再婚で幸せな家庭を築いた4人の芸能人をご紹介します。
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子連れ再婚で幸せになった芸能人
山口もえさん
爆笑問題の田中さんと子連れ再婚をした、タレントの山口もえさん。シングルマザーから幸せな家庭を築いた芸能人としても有名ですよね。
山口もえさんが、子連れ再婚する際に大切にしていたことを紹介します。
すぐに再婚をせず、子供と田中さんの関係作りに時間をかけた
山口もえさんが田中さんとの子連れ再婚を決意したのは、交際から3年以上が経過したときでした。
最初のデートも子連れでの食事会。
そのあとも再婚するまで、2人きりで会うことはほとんどなかったそうです。
交際を決めるときも慎重で、連絡先交換から1年後に田中さんから告白されたときも、
今は子供が一番なので
と断りました。
しかし、田中さんは
そんな子供を大事にしているもえちゃんが好きです
と引き下がりませんでした。
この言葉で山口さんは、子連れ再婚を見据えた交際を考えれたといいます。
子連れで会う機会を重ねていき、田中さんと子供たちは時間をかけて徐々に打ち解けてきました。
そしてある日、子供たちが田中さんを、それまでの「タナチュー」ではなく「パパ」と呼んだことから、山口もえさんは「完全に打ち解けた」と確信。そこで、ようやく子連れ再婚を決心できました。
こんなふうに、山口もえさんは常に子供のことを考えて、田中さんが自分の子供とうまくやっていける人なのか、時間をかけて見るようにしました。
このように、シングルマザーが子連れ再婚をするタイミングは
恋人と子供はうまくやっていけそうか?
ということを判断できてからのほうが良いことがわかります。その判断には、最低でも2年くらいの交際期間は必要でしょう。
もし、そこで
彼のことは好きだけど、子供と一緒に幸せな家庭を築いていくのは想像できないかな
と思うのであれば、再婚はせずに交際にとどめておくというのも立派な判断です。
堀ちえみさん
堀ちえみさんも、子連れ再婚で幸せな生活を送っている芸能人として有名です。
再婚は、旦那さんと堀ちえみさん、お互いに子供がいてのものでした。当然、どちらか一方に子供がいる再婚よりも関係構築は難しくなります。
そんな堀ちえみさんが、現在の幸せな暮らしを送るために気をつけていたことをご紹介します。
子供を叱るときは必ず実親から
堀ちえみさんが、子連れ再婚の生活で旦那さんと決めていたことが、
子供を叱るときは必ず実親から叱るようにする
というものでした。
連れ子に対して「コラっ!」と怒りたい場面があっても、実の親であるパートナー経由で叱るようにしていました。
事実、子連れ再婚をした家族(ステップファミリー)の調査で「子供から聞かれる不満の声 第1位」が、
継親(血が繋がっていない親)から怒られるのが嫌だった
だったことがわかっています。
そのため、子連れ再婚家庭では、実親と継親はアメとムチ役で分かれたほうがいいとされています。
- 実親:厳しい(ムチ役)
- 継親:優しい(アメ役)
あなたの再婚相手が子なし男性であれば、
叱る役は私がちゃんとするから、あなたはフォロー役を担ってほしい
とお願いしておくと良いです。
そうすれば、子供も継親に対して、フォローしてくれたことに感謝の気持ちを持つことができます。
明石家さんまさん
「え、さんまさんって子連れ再婚してたの?」と驚かれた人もいるかもしれません。
実はさんまさんと大竹しのぶさんの結婚は、大竹さんに前夫との子供、二千翔さんがいての子連れ再婚でした。
ご存知のとおり、さんまさんと大竹さんはそのあと離婚しました。
しかし、今でも家族の関係は良好で、二千翔さんの誕生日をさんまさん・大竹しのぶさん・娘のIMALUさんの4人でお祝いをするなど、幸せな家族関係を離婚した後も築いています。
さんまさん・大竹しのぶさんが、子連れ再婚を経て幸せな家族関係を作ることができた秘訣とは何だったのか。詳しく解説します。
「お父さん」ではなく、ニックネームで
さんまさんは、大竹さんとの子連れ再婚を決めた当初、二千翔さんに対して
いきなり「お父さんと呼べ」なんて言われても難しいだろうから、ボスと呼んでくれ
とニックネームで呼んでもらうようにしました。
子連れ再婚家庭においては、連れ子の気持ちを配慮した素晴らしいアイデアです。
多くの継親が子連れ再婚後にやってしまう間違いが、いきなり「お父さん」「お母さん」のポジションを取ろうとしてしまうこと。
なぜなら、子連れ再婚時の子供の気持ちは、下記の負の感情でいっぱいであるケースが多いからです。
- 離別した親への喪失感
- 親が離婚してしまったことへの罪悪感
- 新しい生活環境への戸惑い、疲労
- 親の新しい恋人への不信感、恐怖
- 親が他人と男女関係になったことへの嫌悪感
負の感情が重なっているところへ「自分が今日から新しい親だ」という態度をとっても、子供に強烈な拒絶心を抱かせてしまうだけです。
その典型例が、子供に継親のことを「お父さん」「お母さん」と呼ぶよう強制すること。
実親からも「お父さん(お母さん)と呼びなさい」と強制するとさらに最悪で、子供は家庭での居場所を見失ってしまいます。
その点、さんまさんはさすがです。
いきなり親になろうとせず、「気のいい兄貴分」として接するようにしました。
そうした態度が二千翔さんの心をぐっと掴み、さんまさんと大竹さんが離婚するときも「ボスの方へいく!」と希望したそうです。
シングルマザーが子連れ再婚をするなら、相手の男性のことを子供から何と呼んでもらうようにするか、ニックネームを事前に決めておくと良いです。
哀川翔さん
強面な風貌からは想像がつきにくいですが、俳優の哀川翔さんも、子連れ再婚を経て幸せなファミリーを築いている芸能人の1人。
哀川翔さんは3人の子供がいる一般女性と子連れ再婚し、その後2人の子供を新たにもうけて、7人のステップファミリーとなりました。
哀川翔さんが、幸せな子連れ再婚家庭を築くために大切にしていたことを見ていきましょう。
連れ子を別れた親へ自由に会いに行かせた
哀川翔さんは子連れ再婚をした当時、連れ子たちにこう言いました。
俺はいきなり父親にはなれない。困ったことがあれば、いつでもお父さん(実の父親)に相談すればいいんだぞ
こうして、連れ子たちがいつでも別れた父親のところへ、自由に会いに行けるようにしていました。
そしてこれは、実際に子連れ再婚(ステップファミリー)に関する専門家からも「大切だ」と言われていることです。
なぜなら、別れた親へ子供が親しみを感じていた場合、子供の気持ちにある「親へのポジティブなイメージ」を保つことができるからです。
「親へのポジティブなイメージ」を持つ子供ほど、
- 社会性が発達する
- コミュニケーション能力が身につきやすい
- 非行に走りにくい
と言われています。
逆に、実親へ会う機会を絶ってしまうと、喪失感・虚無感から「親へのネガティブなイメージ」が生まれてしまいます。
こうなると、子供は反抗的・反社会的な行動を取りやすくなり、子連れ再婚で幸せな家庭を築くのが難しくなってしまいます。
ステップファミリーの情報・教育が行き届いている欧米では、子連れ再婚後も子供を別れた親のところへ自由に行き来させているのが一般的。
そのため、シングルマザーは子連れ再婚を決める前に、パートナーへ「自分の子供を別れた夫へ合わせる」ということを承諾してもらいましょう。
パートナーがそれを認めてくれない人なら、その人との子連れ再婚は諦めて、交際のままにとどめるか、別のパートナーを探したほうが良いです。
シングルマザーが子連れ再婚で幸せになるには、事前の話し合いが大切
子連れ再婚で幸せなためのコツを、芸能人の例からご紹介してきました。
いずれにしても大切なのは、そのコツ・方法を実行するために、パートナーと子連れ再婚を決意する前に十分に話し合っておくことです。
話し合いに相手が応じてくれないのであれば、子連れ再婚は考え直したほうが良いといえます。
そのため、シングルマザーは将来を見据えて恋人選びをするときは、
- 相手が、子供のことも配慮してくれる人なのか
- 子供の話にも、ちゃんと耳を傾けてくれる人なのか
この2点が、付き合うべきかどうかを判断するポイントになります。
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