離婚したいけれど、住まい探しや子どもとの生活が不安…。
賃貸物件を借りたいけど、シングルマザーだと苦戦するって聞くし..。
という方に、今注目のシングルマザー向けシェアハウスをご紹介します。
シングルマザーがシェアハウスを選ぶメリットは5つあります。
- 「シングルマザーだから借りづらい」がない
- 初期費用や家賃が安く、入居しやすい
- 家具家電や生活用品が揃っていて、生活が立て直しやすい
- 同じ境遇の人が近くにいるので支え合える
- 物件によっては保育のサポートや生活の支援をしてくれる
本記事で詳しく見ていきましょう。
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シングルマザー向けシェアハウスのメリット
①「シングルマザーだから借りづらい」がない
シングルマザーが賃貸物件を借りようとすると、
- 無職の場合、家賃の支払い能力を疑われて断られる・審査が通らない
- 職に就いている場合でも、支払い続けられるのかと年収や職業を細かく聞かれる
など、偏見もあって借りることができなかったり、嫌な思いをしたりすることがあるようです。
また、お子さんと2人の場合だと、
- そもそも入居できる物件が少ない
- 物件が見つかっても「子どもとの入居だとうるさくされそう」という理由で入居できない
など、物件探しが難航することも少なくありません。
その点、シングルマザー向けシェアハウスはシングルマザーが入居することが前提となっています。
「シングルマザーだから」という理由で断られたり、偏見にあったりという心配がないのです。
家探しにまつわる精神的なストレスを軽減できるのは大きなメリットといえます。
②初期費用や家賃が安く、入居しやすい
通常の賃貸物件に入居しようとすると、
- 敷金
- 礼金
- 前家賃
- 仲介手数料
- 火災保険料
- 日割り家賃
などの初期費用を支払わなくてはなりません。
初期費用は家賃の5~6ヶ月分程度となることが多いです。離婚したばかりの時期や、別居に踏み出す段階では痛い出費ですよね。
一方、シェアハウスの初期費用は安い物件で数万円、高くても十数万円。敷金や礼金がなく、手数料も割安になっていて、懐事情に応じて分割での支払いが可能な物件もあります。
家賃もシェアハウスということで、賃貸物件と比べると安く設定されています。
そのため、金銭面に余裕がないシングルマザーの方でも入居がしやすいのです。
③家具家電や生活用品が揃っていて、生活が立て直しやすい
シェアハウスには、キッチン、リビングなどの共用部分の家具家電はもちろん、各家庭の部屋にも最低限の家具家電が備え付けられている場合が多いです。
備え付けとなっていなくても、レンタルできたり、購入費用をサポートしてくれたりする物件もあります。
別居となると、
- 新居用の家具家電の購入
- 生活用品の購入
- (それまで使っていた家具家電を持ち込む場合)引越し用の梱包や発送
などをしなければならず、ネックに感じる人もいると思います。シェアハウスだとそのハードルがグッと下がるのです。
すぐにでも別居や離婚に踏み切りたいけれど、準備に時間やお金がかけられないというシングルマザーの方にはオススメです。
④同じ境遇の人が近くにいるので支え合える
シングルマザーの悩みとして、
- 周りのママ友となかなか会話が噛み合わない
- 一人で子どもを育てる苦労を抱え込んでしまう
などがあります。
シェアハウスなら、同じ境遇のシングルマザーが周りにいるので、そうした大変さを同じ家の中で分かち合うことができます。
お子さんにとっても、他のお子さんや家族と過ごす時間ができることは精神的な安定につながるようです。
精神的な支えができるのはもちろん、自分の都合がつかない時に
- 子どもの面倒を代わりに見てもらえる
- 食事の支度や送り迎えをお願いできる
といった助け合いができるのもメリットです。
⑤物件によっては保育のサポートや生活の支援をしてくれる
シングルマザー向けシェアハウスの中には、子育てのサポートで
- 保育施設を併設している
- 保育園や学校後~夜まで子どもの面倒をスタッフが見てくれる
- 子どもの送り迎えを担当してくれる
といった物件もあります(有償で設けている物件もあります)。
なかには、
- 無職のシングルマザー向けに再就職の支援をしてくれる
- カウンセラーなどの専門家に悩みの相談ができる体制を整えている
というような物件も。
子どもとの生活を再構築するサポートがしてもらえるところも、心強いですよね。
シングルマザー向けシェアハウスのデメリット
ここまででメリットを見てきましたが、
メリットはわかったけれど、デメリットはどんなところにあるの?
と思った方もいるのではないでしょうか。
デメリットは大きく、以下の2つが挙げられます。
- 共同生活のルールやマナーを守る必要がある
- 他の入居者と価値観が合わないと辛くなることがある
それぞれ見ていきましょう。
①共同生活のルールやマナーを守る必要がある
シェアハウスである以上、共同で使うスペースが多々あります。
- キッチンや浴室、トイレの利用方法
- 掃除やゴミ出しのルール
- 共用部分の利用時間
- 私物の管理
などは物件ごとに決まっています。
また、友人や家族のシェアハウスへの訪問や外泊などにルールがある物件も。時に窮屈さを感じてしまうこともあるかもしれません。
入居前にどんなルールや取り決めがあるのか、しっかり確認しておきましょう。
②他の入居者と価値観が合わないと辛くなることがある
シングルマザーの入居者同士で助け合いや支え合いができる一方で、他の入居者とそりが合わずにもめてしまうこともあり得ます。
具体的には、
- 騒音、物音
- 子育て方針の食い違い
- 共用部分の利用の仕方
などでもめてしまうことがあるようです。
トラブルを防ぐには、①で挙げたようにルールを確認してそれを守ること、他者の価値観を受け入れること、尊重することを意識して生活する必要があります。
» 参考:生活が苦しいシングルマザーがするべきこと完全マップ【すべてわかる】
賃貸物件への入居が難しいと感じたら、シェアハウスも選択肢に入れてみよう
離婚にあたってまず別居、賃貸物件と考える方が多いと思います。
しかし、今回ご紹介したように、シングルマザー向けシェアハウスなら、負担が軽く、さまざまなサポートを受けながら新生活をスタートさせることができます。
新しい住まいに悩んでいるのなら、シェアハウスもぜひ検討してみてはいかがでしょうか。