シングルマザー経営者の遠藤さんが語る、シンママの幸せに必要な考え方

仕事と子育てを両立していけるのかな..

新しい恋愛はしたいけど、いろいろ不安..

というシングルマザーの方へ、このインタビュー記事をお届けします。

インタビューさせていただいたのは、札幌で結婚相談所 Eterus(エタルス)を経営する、シングルマザーの遠藤理未さん。

結婚相談所立ち上げの背景には、遠藤さん自身が感じた「シングルマザーの恋活・婚活の難しさ」があったそうです。

シングルマザーとして明るく前向きに生きる遠藤さんに、

  • 母子家庭での仕事と子育ての両立
  • シンママの恋愛に対する考え方
  • 幸せに生きるために必要なこと

についてお伺いしました。

目次

成婚後もサポートし、シングルマザーに寄り添える結婚相談所

− ReRe

経営されている結婚相談所について、教えてください。

− 遠藤さん

eternity(永遠)とnexus(繋がり)をかけ合わせた、Eterus(エタルス)という結婚相談所です。

一般的な結婚相談所だと成婚した時点でサポートは終了しますが、「成婚後もお客さまとお付き合いをしていきたい」という思いがあって名付けました。
IBJ(日本結婚相談所連盟)の加盟店として、運営しています。

ほかの結婚相談所との違いは、すべてオンライン対応である点と、成婚後もサポートさせていただく点です。
結婚後の資産形成のコンサルティングを行ったり、妊活・乳幼児に関する相談窓口も設けています。

− ReRe

結婚後もサポートがあるというのは、素晴らしいですね。
「シングルマザーに寄り添えるところが強み」とお伺いしていましたが、そういったサポートも含めてでしょうか?

− 遠藤さん

そうですね。
私自身が経験した「小さい子供がいながらの交際・結婚の難しさ」がもとになっています。

私は息子が2ヶ月のときに離婚し、息子は父親を知らずに育っていたので、男性に会わせるのはハードルの高いことでした。
息子を連れて3人で出かけるとなっても、交際がうまくいかなかった場合、なついていたのに息子にとっては「誰だったんだろ、あの人?」と可哀相な思いをしてしまうことが嫌でした。

かといって、交際前に2人で会おうにも夜は出かけられないし、平日の昼間だとデートしてくれる相手がいなかったりと、大変さを感じていました。

そんな経験をしたからこそ、同じような思いをしている方の背中を押してあげるような支援ができればと、結婚相談所を立ち上げました。

− ReRe

シングルマザーの出会いに関する悩みに対してサポートするとき、何か特別に考えられていることはありますか?

− 遠藤さん

シングルマザーと、シングルマザーと交際しようとする男性、両方の気持ちに寄り添えると思っています。
それは、私自身がシングルファザーと結婚していたこともあり、血のつながらない子供を育てることの葛藤・周りからの反対などを経験したからです。

例えば、シングルマザーの方に「男性は血のつながらない子供を育てることに対し、こう思ってるんだよ」ということを伝えることができます。

− ReRe

ステップファミリーでの様々なご経験があるからこそ、両者に対して適切なサポートができるんですね。

≫ 遠藤さんが経営する、結婚相談所エタルス(札幌)はこちらから
   

仕事の部分を見せるからこそ「ママは頑張ってるから僕も頑張る」と言ってくれる

− ReRe

子育てと仕事の両立において、考えていたことはありますか?

− 遠藤さん

子育てに正解はないという視点で答えると、私の中では「仕事をセーブする」という選択肢がありませんでした。

仕事をしないと生活はできないし、「息子がいるから」という理由にしたくありませんでした。
子供が急病で仕事を断ることは今でもありますが、相手に「シングルだから仕方ないよね」と思ってほしくなく、一人の働く女性として接してほしいと考えています。

その分、息子には一般家庭より寂しい思いをさせているかもしれません。息子にご飯を食べさせながらZoomしたり、どうしても外せない仕事に子供を同席させたこともあります。

ただ、働いているママを見ているからこそ、子供が「ママは頑張って働いているんだ」ということをよそで言ってくれるようになりました
私の前だと「ママまた仕事ヤダ」と言うのですが、保育園の先生・おじいちゃん・おばあちゃんの前では「ママは頑張ってるから僕も頑張るんだ」と言ってくれるんです。

また、私は「丸1日休み」という日を作らないのですが、空いた時間には絶対に子供といるようにしています。仕事の合間の1時間で、公園に行ったりとか。
メリハリがついている分、息子もその1時間を大事にしてくれますし、私自身もすごく大事にできるんです。

月1回は北海道外への出張があって飛行機に乗るのですが、そこも必ず連れていきます。
息子には旅行ということで、空いた時間で水族館・遊園地に連れて行ったりして、思い出作りをしています。

仕事の姿を見せながら、メリハリをつけて、一緒にいる時間を濃密にすることができていると思います。

− ReRe

お母さんの仕事面を見ることで、子供にとっては社会性が身についたり、貴重な経験になりますね。
  

「シングルマザーだから起業してすごい」とは思わない

− ReRe

母子家庭で苦労されたことは、どのようなことがありましたか?

− 遠藤さん

仕事の面では、違った目で見られているんだろうなというのは感じていました。

「シングルマザーで起業してすごいね」と言っていただけるのですが、別にシングルマザーであることは関係ないと考えています。
女性で起業する方はたくさんいますし、「シングルマザーだからすごい」とは私は思いません。

ただ、そう言ってくださる方がいるというのは、世の中に「シングルマザーは大変なんでしょ」という認識があるからなんだろうなあと。

「シングルなのにすごいね」と言われても、そこは褒めてほしくないというか。
シングルなのはあくまでスタートラインであって、実績が上がったときに褒めてもらえるのは嬉しいのですが。

あとは、子供が0〜2歳で小さかったときにしょっちゅう熱を出して、助けてくれる人がいなかったことは大変でした。

仕事を休まないといけないのは私だし、お客さんに謝らないといけないのも私だし。
タラレバですが、旦那さんがいたら1日くらい見てもらえたのかなあとか。

「先週も熱出したのに、今週も熱出すのか..」とか笑

− ReRe

確かに、子供が急病のときにすぐ頼れる人がいないのは、大変な状況ですよね。

− 遠藤さん

そうですよね。
まあ、会社の人・お客さんが何か言ってくることはなかったのですが、自分にストレスがかかっちゃうんですよね。「仕事たまるなあ」とか「アポが取りづらくなるなあ」とか笑

− ReRe

会社関係の人から咎められることはなかったんですね。

− 遠藤さん

そうですね。
ただ、その後の仕事につながらなかったことはありました。

断るときは「そうなんだねえ、お大事にね」と言っていただけるんですけど、せっかく頑張ってとったアポも、またアポとるのに1〜2ヶ月かかったりして大変でしたね。

− ReRe

おお..
その後も状況を受け入れつつ、淡々と仕事を続けられていたのでしょうか?

− 遠藤さん

そうですね。
どうすることもできないので、自分のできることをやっていたという感じですね。

息子も手のかかる時期だったので、ある意味「1日ゆっくり息子と一緒に過ごそうかな」と思っていました。

− ReRe

切り替えが素晴らしいですね笑

− 遠藤さん

「よし、今日はもうお仕事しーない」と切り替えてました笑

− ReRe

楽観的なところが良いですね笑
シングルマザーで、子供のことを考えて仕事に一歩踏み出せない方も多くいますが、「仕事を継続していくことはできるんだよ」ということがわかるエピソードですね。
   

シングルだからこそできること

− ReRe

母子生活において、良かったな・幸せだなと感じることはありますか?

− 遠藤さん

正直、シングルで良かったと感じたことはないんですが、「1人だからこそできるな」と思うことはあります。

例えば、子育てに関してすべて自分の決断で動けるので、習い事や保育園、「こういうふうに育てていきたい」ということも自分で決められます。
旦那さんがいる方だと、子育ての価値観が合わない場合はストレスが発生しますが、私の場合はそれがないので楽な面はありました。

仕事に関しても、私は自由に仕事をしたいので、「日曜日は休んだほうがいい」「息子と一緒にいたほうがいい」と言ってくる人がいないのは楽でしたね。
出張も、子供との時間を含めて10日間とか長かったりするのですが、たぶん旦那さんがいたらできないことではあるので。

自分の仕事をセーブされないという面も、ストレスがなくて良いかなと思いますね。
   

恋愛するシングルマザーへの批判に感じること

− ReRe

芸能人のシングルマザーが子供を預けてデートすると、よく世間からバッシングの声が上がったりします。
恋愛するシングルマザーに対して批判が起きることに、何か思うことはありますか?

− 遠藤さん

独身の女性なので、自由に恋愛する権利はあると思っています。
周りの方からとやかく言われることに関しては、私自身はちがうんじゃないかなと感じます。

ただ、報道で「シングルマザーの交際相手が子供に虐待した」というニュースもあります。
大切なのは、子供を大事にしているかどうかだと思います。

私の考えですが、シングルマザーも子供がいることを隠さずに、子供が自分の一部であることを相手にお伝えしていれば、虐待なども起きないと思っています。

また、相手の方にも、例えばデートに行くとき「子供は大丈夫?預けるんなら一緒に探すよ」といった気づかいをしてほしいと思います
子供以上に恋愛に走っちゃうシングルマザーの方もいるので、相手の方から「子供を預けたほうがいいんじゃないの?」と一言あれば、関係を慎重に進めていくこともできます。

そういったことをできる方が増えれば、世間の厳しい目も緩和されていくんじゃないかなと。
私から1人1人に言うことはできないですが、シングルマザーには自由に恋愛や結婚をしてほしいと思っています。

− ReRe

シングルマザーの出会いにおいて、子供へ配慮できる男性と出会ったほうが良いというのはとても共感します。
結婚相談所において、そのような出会い作りのために、何かサポートはされていますか?

− 遠藤さん

婚活パーティ・合コンをリアル開催する際、シングルマザーの方の了承を得て、連絡先を交換する男性には「お子様がいらっしゃる方なんです」ということを事前に伝えてから連絡先を交換していただくようにしています。

トラブル防止にもなりますし、あとでお客様同士で揉めていただきたくないので。

ただ、中にはシングルマザーであることを内緒で来られる方もいらっしゃいます。
「ふたを開けてみたらシングルだった」ということを別から聞いたりする事例もあり、自分もできる限りアンテナを張っていかないとなあと思います。

あとは、「託児あり」「シングルマザーOK」をうたっているので、男性も「シングルマザーもいるんだね」という認識がある方が来られます
気にされて相談されるシングルマザーの方も多いのですが、「大丈夫ですよ」とお伝えしてご参加いただいたりしています。

− ReRe

素晴らしい取り組みですね。
シングルマザーが安心して参加できる出会いの場があり、その情報が広まって事前にわかるようになれば、より良い世の中になっていくだろうなあと思います。

「シングルだから」を取っ払える方が増えると嬉しい

− ReRe

最後に、読者の方へお伝えしたいことはありますか?

− 遠藤さん

シングルマザーであっても1人の女性ですし、頑張れば成功もできるし、お子さまと一緒に幸せに暮らせます。
何かに迷っていたり、何かをしたいんだけど、どうすればいいかわからないという方がいたら、「勇気を出してやってみたら案外できるんだ」と思ってもらえると嬉しいです

自分もまだ何かができているわけではないですが、「シングルマザーだけど成功したい」という思いのうち、「シングルマザーだけど」は余計だなと思っています。
1人の女性として活躍できると思うので、「シングルだから」というネックを取っ払える方が増えれば嬉しいなあと思います。

− ReRe

母子家庭として支援制度・サービスは活用しつつも、あくまで気持ちは「1人の人間」というところを大事に持って生きていけると良いですよね。
本日は貴重なお話をお伺いさせていただき、ありがとうございました。

≫ 遠藤さんが経営する結婚相談所エタルス(札幌)はこちらから

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