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【樹木・環境ネットワーク協会×ローソン】森林教室を通して子どもの自然への興味関心・社会性・コミュニケーション能力を育む体験支援

【樹木・環境ネットワーク協会×ローソン】森林教室を通して子どもの自然への興味関心・社会性・コミュニケーション能力を育む体験支援

子どもにはいろんな体験をさせてあげたいな

という方へ、インタビュー記事をお届けします。

今回お話を聞いたのは、ひとり親家庭の母子へ「活樹祭~親子森林教室」を提供する、NPO法人樹木・環境ネットワーク協会の後藤さん、株式会社ローソンの篠崎さん。

「活樹祭~親子森林教室」では、森林体験を通して子どもたちの自然への興味・関心を育みながら、社会性やコミュニケーション能力を高めることを目的に活動されています。

「自然と触れ合いながら、森林の大切さや森の生き物を学んでほしい」という後藤さんと篠崎さんに、活動の詳細や想いをお聞きしました。

※動画で視聴したい方はこちらからどうぞ

目次

ひとり親家庭の母子へ森林教室を通じた体験をサポート

− ReRe

活樹祭のイベントについて、教えていただけますか?

− 後藤さん

母子家庭の親子向けに提供している森林教室プログラムです。
「樹を活かす」という意味合いで「活樹祭」です。

親子で森林体験を通じて、森と親しんでもらったり、森や環境の大切さ、自然の大切さ・面白さ・魅力を感じて学んでもらおうっていうプログラムです。
場所・時期などにもよるんですけど、宿泊型のキャンプのような森林体験をしたり、日帰りでも林業に近いような作業ができたり、森林環境に対して様々な体験活動ができます。

− ReRe

直近のイベントでは、どういった活動をされたのでしょうか?

− 後藤さん

今年は活樹祭を3回行っていて、直近のイベントは11月の初めに京都で、ローソンさんの名前がついた「ハピろー!の森 京都」という場所で行いました。

どんな活動をしたかというと、まず「森ってなんで大事なんだろう」ということを、カードゲームを通じて学んでもらいました。
「木や木材を活かして生活する」というのはキャンプの醍醐味の一つでもありますので、火起こし・巻き割りに挑戦してみたりなど、アウトドア・アクティビティを交えた活動を宿泊型で行いました。

ひとり親家庭の母子へ森林教室を通じた体験をサポート①

森林体験の一番大事な部分として、「森林をどうやったら守っていけるのか」ということを学んでいただく要素があります。
最近の日本では「森林が放置されている」という課題があり、「みんなで森林のお手入れをしよう、綺麗にしよう」という活動を行っています。

木を切る伐採をしたり、「藪払い(やぶはらい)」といって、木の根本に小さな木がバーっと生えてきてしまったものを整備して、見通しの良い綺麗な森にするために、小さい木を刈ったりしました。
「綺麗な森って、どんなことなんだろう」「良い森って、どんなことなんだろう」ということを、森林体験を通じて感じとってもらえるプログラムになっています。

ひとり親家庭の母子へ森林教室を通じた体験をサポート②
ひとり親家庭の母子へ森林教室を通じた体験をサポート③

− ReRe

対象を母子家庭に絞った理由は、どんなところにあるんでしょうか?

− 後藤さん

活動の背景として、ローソンさんの従業員の方、パートの方に母子家庭で子育てに励みながら働かれている方が多いということがありました。
そして、母子家庭で働かれている方の中で「野外体験ができない」「アウトドア体験をさせてあげたいけど、母親だけだと、なかなか一歩が踏み出せない」といったお声があったんですね。

そういったご家庭のお子さんにも「環境を学ぶ機会・野外体験・アウトドア体験を提供していきたい」という想いから、このプログラムを始めることとなりました。

»「活樹祭~親子森林教室 in ハピろー!の森 京都 2024」の様子
» 樹木・環境ネットワーク協会 公式ホームページ

最初は控えめだったお子さんが「また参加したい!」と笑顔に

− ReRe

参加された方からは、どんなお声が届いていらっしゃいますか?

− 篠崎さん

京都のプログラムは一泊二日だったんですけど、「とても充実した二日間を過ごせました!」というご感想をいただいたりしています。

また、他に多いご感想として、応募の時点では「どんなことをやるのかな」と不安だったり、最初はお母さんに「ちょっと行ってみない?」と言われて乗り気じゃなかったお子さんが「二日間すごく楽しかった!」と言っていただけることがあります。
「また参加したい!」と、それまでの控えめな行動が嘘だったかのように非常に楽しんでいただけました。

ローソンとしても、そういったお声を聞き、「イベントを行った甲斐があったな」「また次に良いプラグラムをご提供できたらな」と感じました。

− 後藤さん

森林体験をした後に、枝や自分が切った木を「持って帰りたい!」と持って帰られたお子さんがたくさんいたんです。
それまで木に対する思いはそこまで高くなかったかもしれないんですけど、自分が切って体験した木への愛着みたいなものが生まれて、木・森への親しみが育まれたのかなと、見て感じたところがありますね。

»「活樹祭~親子森林教室 in ハピろー!の森 京都 2024」の様子
» 樹木・環境ネットワーク協会 公式ホームページ

ローソン緑の募金・ひとり親家庭支援奨学金のサポートも

− ReRe

活樹祭以外に、母子家庭向けの活動はされていらっしゃいますか?

− 篠崎さん

“マチの幸せ”募金という取り組みの中で、「ローソン緑の募金」という募金がございます。
ローソンの店頭に募金箱を置いてあり、その募金の一部を活樹祭に活用しています。

それと、「夢を応援基金(ひとり親家庭支援奨学金制度)」という活動も行っています。
ひとり親家庭の中学3年生〜高校3年生までを対象とした奨学金制度で、月3万円の奨学金を1年間、募金からご提供させていただいています。

− ReRe

ひとり親家庭支援奨学金制度は従業員の方だけでなく、一般のひとり親家庭の方も対象でしょうか?

− 篠崎さん

はい、全国母子寡婦福祉団体協議会という団体様の会員様向けに、直近では年間で400名の方に奨学金をご提供させていただいています。
活樹祭の活動も含めて、こういった活動をしていることを一人でも多くの方に知っていただけたらなと思っています。

− ReRe

全国母子寡婦福祉団体協議会の会員以外の母子家庭の方も応募できますでしょうか?

− 篠崎さん

今後募集する際は、全国母子寡婦福祉団体協議会の会員以外の方へも、いろんなツールを使ってお知らせしたいと思っていますので、ぜひ参加いただけたらなと思っています。

» ローソン 夢を応援基金(ひとり親家庭支援奨学金制度)

子どもが発見して喜んでいるものを一緒に共有できる大人がいることが大切

− ReRe

最後にひとり親の方へ知ってほしいことがあれば、お聞かせください。

− 後藤さん

自然に接することを考えると、「自然のことをよく知らないから、子どもに教えられない」と感じたり、「葉っぱの名前すらわからないのに、子どもに何を教えることができるんだろう」と考えて、なかなか一歩が出ない方もいるのかなと思います。
ですが、そういったことは全く関係なくて、葉っぱの名前なんて知らなくても、そこにある自然、葉っぱでも虫でも、子どもたちが発見して喜んでいるものを一緒に共有できる大人たちがいることがとても大事じゃないかなと思うんです。

ちょっと勇気を出して自然に足を踏み入れたり、活樹祭のような活動もきっかけに、自然に触れる機会をぜひ作ってもらえたらなと思います。

− 篠崎さん

経済的に苦労されているご家庭も多いかと思います。
ご紹介した活樹祭の活動や、ひとり親家庭支援奨学金のサポートもあることを知っていただき、お母さんに笑顔になってもらうことで、お子様の健やかな成長に貢献していけたらと思います。

そして、お子様が将来大人になったときに、そういった経験を次の世代につないでいただけたらなと思います。
いろいろと大変だと思いますけど、支援のきっかけはいろんなところにありますので、ぜひ知っていただいて参加してもらえたらなと思っています。

− ReRe

おっしゃるとおり、ぜひたくさんのシングルマザーの方に知ってもらえたらと思います。
後藤さん、篠崎さん、本日は貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。

»「活樹祭~親子森林教室 in ハピろー!の森 京都 2024」の様子
» 樹木・環境ネットワーク協会 公式ホームページ

\ インタビューのYouTube動画はこちら /

【樹木・環境ネットワーク協会×ローソン】森林教室を通して子どもの自然への興味関心・社会性・コミュニケーション能力を育む体験支援

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この記事を書いた人

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