
子連れ再婚を親から反対されたら、どうすればいいの?
と悩んでいる方へ、親に納得してもらうために必要な、下記の4ステップについて解説します。
- 反対の理由を聞いて、明確にする
- 理由への対策を、2人で説明しに行く
- 対策を行っていることを、LINEで報告
- 3者で会う機会を、何度も作る
「100%納得させれる」とまでは言いませんが、少なくとも「子連れ再婚の反対を諦めてもらう」というところまではいけます。
そうすれば、子連れ再婚を諦める必要はないので、ぜひ参考にしてみて下さい。
子連れ再婚を反対されたときに必要な心構え
親の説得は、営業と同じ





は? 何言ってるの?
と思ったかもですね。
しかし、「子連れ再婚に反対する親を納得させること」と「営業」のゴールは基本同じ、これです。
相手の不安・不満を解消するために、自分たちができることを伝えること
営業では、お客様の不満を解消するためにサービスを提案することで、それを買ってもらえますよね。
子連れ再婚も同じで、親が不安を感じていることについて「2人ならこう解決していきますよ」と提案することで、初めて納得してもらうことができます。
なので、まずは
「子連れ再婚に反対する親を納得させること」=「お客様への提案」
という意識を持ってみて下さい。
この意識を持つことで、4ステップを行ったときの効果が大きく変わってきます。
長期戦を覚悟する


子連れ再婚に反対の親を納得させるためには、「長期戦を覚悟すること」も必要です。
残念ながら「数ヶ月で納得してもらえる」なんてことは、ほぼ稀です。1年くらいかかることもあります。
しかし、それだけ長く納得してもらおうとやり取りできれば、親も次第にその覚悟が本物だとわかることができます。
また、時間が経てば経つほど、親の方も最初に反対していた時より冷静に物ごとを考えれるようになっていきます。
子連れ再婚を反対されたときのNG行動


逆に、子連れ再婚を反対されたときにNGなのは「感情的に反応してしまうこと」です。
もちろん、
- 理不尽にキレられた!
- 全く聞く耳を持ってくれない!
- 子供のことを悪く言われた!
という場面では、感情的に反論したくなるかもしれません。
しかし、「親」=「お客様」です。
お客様に納得してもらうのに「もういいよ!」とか「なんでわらないんだよ!」と怒鳴ってしまったら、交渉はそこで決裂してしまいますよね。
なので、そこはグッとこらえて、冷静に自分たちの意見を伝えることが必要になります。
子連れ再婚を反対されたときの解決法
①反対の理由を聞く


まず、子連れ再婚で親から反対されたら、その理由を聞いてみましょう。
反対理由は、「親が子連れ再婚に対して、感じている不安・不満」とも言いかえれます。つまり、親の不安・不満を明確にすることができます。
そうすれば、「その後どんなことを伝えて、それを取り除いてあげればいいか」が見えてきます。
そして、おそらく子連れ再婚に対する親の反対理由は、主に下記の8つのことになるでしょう。
相手の親からの反対理由
- なぜ、子持ちの相手を選んだのか
- またすぐに離婚されるんじゃないか
- 経済的に養っていけるのか
- 血の繋がらない子供を愛せるのか
自分の親からの反対理由
- 次はちゃんとうまくいく相手なのか
- 経済的な面倒を見てくれる人なのか
- 孫は虐待されないだろうか
- (相手も子連れの場合)兄弟として仲良くやっていけるのか
②反対理由への対策を、2人で説明する


親の子連れ再婚に対する反対理由(不安・不満)がわかったら、それを解消するための対策・プランを2人で考えてみましょう。
案としては、このような感じです。
- なぜ、子持ちの相手を選んだのか
→お互いの人柄・支え合っていることを話す
- またすぐに離婚されるんじゃないか
→離婚した理由を話し、結婚生活で学んだことを伝える
- 経済的に大丈夫か
→お互いの収入・家計のやりくりの仕方・収入UPのために頑張っていることを伝える
- 孫は虐待されないだろうか
→子供と新しいパートナーの関係性がわかるエピソードを伝えたり、直接見せる
そして、具体的な対策を考えれたら、次は実際に会って話し合う機会を作りましょう。
もちろん、1回話したからといって、すぐに納得してもらえるとは限りません。
大半は、



うーん、まだ納得できないな。やっぱり、反対だわ
となるでしょう。
ただ、そんなときも「何について、まだ納得できないのか」ということは必ず聞いておきましょう。また、今度はそれに対する対策を、2人で考えていけばいいわけです。
③対策を行っていることをLINEで報告


子連れ再婚に反対する親の不安を、一度で解消させることができなかったとしても、その後に自分たちが頑張っていることをLINEなどで報告しましょう。
例えば、自分の親が、孫が虐待されないか心配している場合は「2人が仲良く遊んでいる動画を送る」など。
また、相手の親が、収入面について心配している場合は「手に職をつけるために勉強中であることを報告する」など。
こうすることで、親の方も
- 確かにこの人だったら、うまくやっていけそうだな
- これだけ頑張ってるんなら、認めてあげてもいいかもな
と2人の誠意と覚悟が伝わり、反対の意思を少しづつ薄れさせることができます。
④3者で会う機会を、何度も作る


LINEの報告で終わるだけでなく、1度会った後も、2度・3度と会いに行きましょう。
親も2人の表情・態度を見ることで、信頼感を持てるようになっていきます。
そして



わかったわ。そこまで言うんなら、子連れ再婚を認めてあげるわ
とある意味、根負けして反対を取り下げてくれる日がきっと来ます。
時間はかかりますが、その日が来ると信じて、誠実な態度で接し続けていくことが大切になります。
反対を押し切って、子連れ再婚した人の後悔


子連れ再婚で親から反対されたとき、よくある意見が



親なんか無視して、子連れ再婚しちゃえばいいのよ
というものですが、オススメしません。
なぜなら、大人は良くても、子供には良くないこともあるからです。
例えば、子連れ再婚を反対する親と絶縁してしまうと、子供にはこんなデメリットがあります。
- 孫として、可愛がってもらえない
- お年玉も、もらえない
- 困ったときに、助けてもらえない
「おじいちゃん・おばあちゃんから可愛がってもらう」という、他の家庭では何気ないことも、自分の子供だけそうじゃなかったら辛いですよね。
そのため、「一度反対されただけで、親を無視して子連れ再婚に踏み切る」なんてことはしない方がいいです。
実際、親の反対を押し切って子連れ再婚した人の中には



親と絶縁状態になってしまって後悔してます。あのとき、もっと向き合っていればよかった..
という人も少なくなかったりします。
三者が幸せな、子連れ再婚にするために
子連れ再婚には、親の反対はつきものです。辛い言葉をかけられたり、傷つくこともあるかもしれません。
しかし、親は、あなたや子供を心配しているから反対しています。
つまり、親にとってのゴールも、あなたや子供の幸せなんです。ただ、それが子連れ再婚でできるとは、まだわかっていないだけで。
多くの苦労と時間が必要にはなりますが、「子連れ再婚でも幸せになれるんだ」ということを親に伝え続けましょう。
それこそが一見遠いように見えて、親・あなた・子供、三者にとって一番幸せな未来への近道になりますので。