父子家庭では、娘の生理にどう対処するのがベストなの?
というシングルファザーの方へ、事前にしておいたほうがいい以下3つの準備について解説します。
- 事前に生理について話しておく
- 娘が相談できる人を探しておく
- 生理品の購入は、必要以上に話さなくて済むようにする
3つの準備により、あなただけでなく娘さんも必要以上に悩んだり、恥ずかしさを覚えずに済みます。
逆に父子家庭ではやらないほうがいいNG対処法もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
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大前提:生理に対して知っておくべきこと
生理の知識
まず、父子家庭で娘の生理に向き合う大前提として、あなた自身の「生理」に対する理解を深めておきましょう。
正しい知識を身につけておくことで、いざ娘さんが生理になったときに慌てふためかずに済みます。
例えば、「生理は1ヶ月に周期的に来るもの」というのはご存知だと思いますが、初潮(初めての生理)の頃は不安定で、1ヶ月に2回来たり、1回も来ない場合もあります。
こういった生理の知識はネットでも手に入りますし、絵本・マンガで学ぶのもアリです。
今ではわかりやすく解説されている動画も無料で見れるので、まずはチェックしておきましょう。
思春期の女の子の生理に対する感情
ユニ・チャームが行ったアンケートによると、半数以上の女の子が「恥ずかしい」「どう話せばいいかわからない」という理由で、おりものが出たことを家族に話せなかったそうです。
参考:ユニ・チャーム HP
母親がいる子供も対象にしたアンケートなので、家族に異性の親しかいない父子家庭であればなおさらでしょう。
女の子が感じる恥ずかしさについてイメージしにくければ、男の子のケースに置きかえてみましょう。
例えば、あなたが初めて射精したとき、積極的に親へ報告したり、話したいと感じたでしょうか?
娘さんが感じる恥ずかしさはそれと同じ、もしくはそれ以上です。
父子家庭で生理に対処するときは、こういった感情にもしっかりと配慮してあげる必要があります。
娘の生理に父子家庭で準備すべきこと
事前に生理について話しておく
生理に対して父子家庭でまず準備しておくと良いのが、前もって娘さんに
小学4年生くらいになると、女の子の身体にはこういうことが起きるんだよ
と話しておくことです。
小学校の低学年までであれば、娘さんも抵抗感少なく話を聞いてくれます。
父子家庭において、女の子がよく悩むのが
初潮が来た。
お父さんに言ったほうがいいと思うけど、言いにくい..
ということ。
しかし、前もって生理についてお父さんと会話しておくことで、娘さんからすると「自分から性の話をする」というわけではなくなり、報告のハードルが下がります。
そうすれば、生理用品などもいち早く準備できるでしょう。
オススメは、生理の仕組みが解説されている本や動画を一緒に見ること。会話しながらお互いに学べるので、一石二鳥です。
娘が相談できる人を探しておく
父子家庭で生理について話すことができたら、娘さんが相談できる大人の女性を前もって見つけておくことも重要。
いくら知識を身につけたからといって、いざ生理が始まったときに何をどうすればいいか、細かい部分まで正確に教えることは不可能です。
そのため、事前に相談者を見つけておき、娘さんに
お父さんには経験がなくてわからないから、困ったときは〇〇さんに相談するといいよ
と伝えておくと良いです。
つまり、橋渡し役を担うんです。
相談者の候補としては、
- 学校の先生
- 保健室の先生
- 娘の友達のママ
- 元妻
彼女たちに「娘が困ったときに相談に乗ってあげてほしい」と伝えておきましょう。
身近に相談しやすい人がいない..
という場合は、児童相談所を頼るのも一つです。
生理品の購入は、必要以上に話さなくて済むようにする
父子家庭に限らず、生理には生理用品が必要になるわけですが、大きくは2種類に分かれます。
- サニタリーショーツ:生理用のパンツ。ユニクロにもあります。
- ナプキンorタンポン:ナプキンはパンツの上に敷くタイプ。タンポンは膣の中に入れるタイプ。
最初は種類・サイズがわからないため、どれにするか選ぶ必要があります。しかし、一緒に買いに行くのを娘さんが嫌がったり、売り場で人の目線が気になるかもしれません。
そんなときは、下記のいずれかを行いましょう。
- お小遣いをプラスして、自分で買ってもらう
- 先述の相談者に協力してもらい、一緒に買いに行ってもらう
- インターネットでいくつか取り寄せる
合うものを選べたら、あとは日頃のお小遣いから自分で買ってもらうか、Amazon・楽天の定期便を頼んでおけば、娘さんが父親と生理品について何度も会話せずに済みます。
父子家庭での生理に対するNG対処法
大々的に祝う
「初潮を迎えたら赤飯を炊く」という風習もあったりしますが、女の子の気持ちを考えると、父子家庭ではNGです。
冒頭でもお話したように、初潮で赤飯を炊かれるのは、あなたが初めて射精して家族からお祝いされるのと同じです。
いや、初潮は成長の証なんだから恥ずかしいことではない!
という意見もあるとは思います。
もちろん、それは間違っていません。
しかし、意見の正しさより大切にすべきは「娘さんがどう感じるか」のはず。娘さんが嫌な思いをすることが予測されるのなら、「祝わない」というのが正しい選択でしょう。
娘さんと初潮について話す機会があったら、「きちんと成長している証拠だね。おめでとう」と言ってあげるくらいで十分かと思います。
生理について何も会話しない
大々的なお祝いは避けたほうがいいものの、生理の話を一切しないというのも、これまたNG。
娘さんが、必要以上に生理に対して「恥ずかしいもの」という意識を持ってしまいかねません。
逆に生理についてきちんと会話しておくことで、娘さんは親に対して「身体の変化に理解を示してくれている」と安心感を持っていられます。
相談者が見つかる場所
父子家庭における生理への準備について解説してきましたが、いくら完璧に準備できたとしても、いざその場になったら悩んだり不安に感じることもあるかと思います。
そんなときは1人で抱え込まず、誰かに相談してみることが得策です。
とはいえ、
周りの女性に生理の相談をするのは勇気がいる..
という方もいるでしょう。
その場合は、ひとり親の支援団体が行っている交流会への参加をオススメします。
同じシングルファザーなら、相談しやすいですし
私の家では、こんなふうにしましたよ
と有益なアドバイスをもらうこともできます。
今ではオフラインの交流会も開催されているので、困ったときはぜひ一度参加を考えてみてください。
≫ 参考:【まとめ】シングルファザーの支援団体5選【活動内容・場所・料金など】
もう一人の相談者
父子家庭で生理について心配になったときは、信頼できるパートナーも良き相談相手としてオススメ。
「娘の生理のために恋活しよう」というわけではないですが、女性からの意見が求められる場面で、あなたにとっては最も相談しやすい人になり得ます。
生理以外のことでも、
- 思春期の女心がわからないときに相談できる
- 一人育児で疲れたときに支えてもらえる
- 良い恋愛によって笑顔が増えると、娘にも良い影響がある
と、信頼できるパートナーの存在は父子家庭に大きな恩恵をもたらしてくれます。
とはいえ、シングルファザーとの出会いを希望する女性は悲しいかな多いわけではありません。しかし、シンパパ男性との出会いを希望する女性が少なからずいることも事実です。
下記ではそんな、
シングルファザーとの出会いも希望しますよ
という女性が確実に見つかるオススメの出会いの場をご紹介しているので、よければどうぞ。
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