「ひとり親家庭休養ホーム」なんて支援制度、知らなかった。何それ？
というシングルマザー、シングルファザーの方向けの記事です。
私たちReRe（リリー）にて行ったアンケート調査では、シングルマザー・シングルファザーともに94%の方が「ひとり親家庭休養ホームを知らなかった」と回答しました。
今回はそんな、ほとんどのひとり親が知らない支援制度について解説していきます。
支援制度の活用により、母子家庭・父子家庭での生活をより豊かにできるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてください。
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ひとり親家庭休養ホームとは
シングルマザー・シングルファザーが親子でテーマパークなどのレクリエーションを楽しめるよう、自治体がレジャー施設・宿泊施設の利用料を無料 or 割引してくれる制度。
レジャー施設での体験は、子供の思い出作りになるだけでなく
- 親子の絆を深める
- リフレッシュによる日々のモチベーション向上
- ひとり親自身のストレス軽減
と親子のライフスタイルをより豊かにしてくれます。
最近では「子供の体験格差」という言葉もよく聞かれます。
そんな中、子供の体験格差を解消し、ひとり親家庭がレジャー体験による恩恵を最大限に受け、健康・幸福な生活が送れることを目指した制度がひとり親家庭休養ホームなんです。
自治体によって制度の有無・内容は変わりますが、ここでは東京都新宿区の例をご紹介します。
東京都新宿区のひとり親家庭休養ホーム
新宿区に住んでいるひとり親家庭の親・20歳未満の子であれば、所得に関係なく助成を受けることができます。
※親だけ・子だけの利用はできません
助成内容は、日帰り旅行・宿泊旅行で分かれます。
日帰り旅行の場合
以下の施設の利用料について、1人1回2,000円以内を助成してもらえます。
- 東京ディズニーランド
- 東京ディズニーシー
- キッザニア東京
- 横浜アンパンマンこどもミュージアム
- 八景島シーパラダイス
- マクセルアクアパーク品川
宿泊旅行の場合
指定の施設で1泊すると、以下の金額を助成してもらえます。
- 大人 (中学生以上) ：1泊7,000円以内
- 小人 (小学生以下) ：1泊5,000円以内
※夏季 (7/21～8/25) は1泊1,000円加算
※宿泊料金が大人と同一料金であっても小人の助成金額は変更なし
※現地精算、交通費等は助成対象外
以下が契約している国内の宿泊施設
- ＪＴＢ トラベルゲート新宿マルイ本館
- 日本旅行 都庁内支店
申請方法
申請方法は以下2パターン。
- 必要書類を用意し、新宿区の「子ども家庭部子ども家庭課」の窓口に行く
- 申請書をHPからダウンロード＆記入し、必要書類と一緒に上記窓口へ郵送
ひとり親であることを確認できる書類
- 児童扶養手当証書
- ひとり親医療証
- 交付から概ね3か月以内の戸籍謄本 など
詳しい申請方法については、新宿区のHPからどうぞ。
新宿区以外の支援制度状況
ひとり親家庭休養ホームは新宿区以外にも、
で制度化されています。
制度の内容は、新宿区の場合とは異なるので、それぞれチェックをどうぞ。
これら以外にも、最近ひとり親家庭休養ホームが制度化された地域があるかもしれないので、一度お住まいの自治体で確認してみてください。
支援制度があれば、積極的に活用を
テーマパーク・レジャー施設での体験・思い出は、親子の心身の健康や成長に絶大なメリットをもたらしてくれます。
お住まいの地域でひとり親家庭休養ホームの支援制度があるなら、ぜひ積極的に活用してみましょう。
自分の地域にはなかった..
という場合は、以下の記事も参考に、まだ受けれていないひとり親向け支援制度がないか、チェックしてみてください。
