
離婚しました。「離婚した男はみじめになる」という意見を聞いて不安になっています..
という男性へ、本記事を書いています。
離婚直後は、確かに多くの男性が深い喪失感・不安に直面します。
ただ、その状況は永続的なものではありません。
筆者も離婚を経験し、一時期は「周りから見た自分はみじめなのかな」と不安を感じていました。
しかし、現在は仕事もプライベートも充実し、新しい恋愛を楽しんだ後に再婚して幸せな家庭を築くことができました。
「離婚後の男性はみじめ」と言われる理由と、みじめさと無縁になるための具体的な方法を、実体験も交えながらお話していきます。
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「離婚した男性はみじめ」と言われる理由
離婚で失うものが多い
「離婚した男性はみじめ」と言われてしまう理由に、「離婚で男性が失うものが想像以上に多岐にわたる」ということがあります。
まず、挙げられるのは「経済的な損失」。
- 財産分与による資産の減少
- 慰謝料の支払い(男性に不貞等があった場合)
- 養育費の継続的な負担(子供と別居の場合)
- 住居の変更に伴う費用
意外とバカにならないのが「住居の変更に伴う費用」で、筆者の場合は一人暮らしの部屋に引っ越したり、家具を揃えたりと、大きな初期費用がかかり、経済的な辛さを味わいました。
ほかには、「社会的な関係の喪失」も挙げられます。
- 夫婦共通の友人関係の希薄化
- 既婚者としてのステータス喪失
- 職場での立場・見られ方の変化
- 元配偶者の家族との関係断絶
また、離婚した男性が失うのは、外側のものだけではありません。
内側のものとして、「精神的な支えの喪失」もあります。
- パートナーという心の支えの喪失
- 家庭という安心できる場所の喪失
- 将来への漠然とした不安の出現
筆者も、心の支え・安息の空間を失い「このまま、ずっと一人なのかな」と深い孤独感に襲われることもありました。
離婚後の男性の不利
離婚後の男性は、女性と比べて不利な状況に置かれることが多く、「みじめな生活を送っている」という印象を持たれやすい側面があります。
家事スキルの不足
多くの場合、男性は結婚生活において家事を妻に依存しており、一人暮らしを始めると基本的な生活スキルの不足に直面します。
特に食事レベルの低下は深刻で、筆者も離婚後は偏った食生活を送るようになってしまい、健康・見た目への悪影響が顕著に現れました。
人間関係の希薄さ
女性と比べ、男性は友達・家族に感情的な悩みを打ち明けることが少ない傾向にあります。
この結果、「離婚後の精神的な支えになる存在」を得にくい状況になりがちです。
子供の親権が母親に渡ることが多い
子供がいる場合、日本では親権が母親に渡るケースが約9割といわれています。
そのため、父親は子供との関係性を維持するのに苦労したり、精神的な距離を感じたりすることが少なくありません。
寿命に関するデータ
「離婚した男性はみじめ」と言われる理由に、寿命に関するこんな裏付けデータがあります。
平均的に、離婚した男性は、妻がいる男性に比べて10年以上も早く死亡しているようなんです。
早死にする要因として、
- 食事の栄養バランスが悪くなる
- 外出機会が減り、運動不足による健康被害が出る
が考えられます。
「全体的に早く死亡している」=「みじめ」という図式が、世間一般に広まっている側面もありそうです。
一方で離婚した人生を送る男性
お伝えしてきたような背景から「離婚した男はみじめになる」といった固定観念が根強く存在するわけですが、全員に当てはまるわけではありません。
実際に、離婚した後に充実した生活を送っていたり、人生を好転させた男性も数多くいます。
例えば、離婚を機に仕事に集中し、昇進・転職によってキャリアアップを実現する男性は少なくありません。
家庭の制約がなくなり、自分の時間を有効活用できるようになったことが要因の一つでしょう。
※筆者も離婚したことで現在のライターの仕事ができるようになりました
ほかには、離婚後に新しい趣味・習い事を始め、その中で新しい人間関係を築いていった男性も多くいます。
家族優先だった生活から新しいことへ挑戦する機会を得られ、生きがい・目標・人との交流により人生が豊かになっていくケースは少なくありません。
また、一人になったことで自分の身体・健康と向き合い、栄養バランスの良い食生活・運動習慣を身につけられた男性もいます。
「みじめ」とは無縁になる具体的なステップ
ステップ①:経済面での立て直し
離婚後の「みじめ」から解放されるためにまず行いたいのが、経済状況の正確な把握と見直しです。
月々の収入・支出を洗い出し、養育費・慰謝料の支払いを含めた新しい家計バランスがどうなっているのか、確認するところから始めましょう。
筆者の場合もそうだったのですが、



一人暮らしになったら、生活費は減るだろう
とたかをくくっていても、実はそれほど減ってない、むしろ外食などを続けて生活費が増える月もあります。
特に、光熱費・食費・通信費などの固定費は世帯人数に比例して減るわけではなく、逆に割高になるケースも割と多いです。
支出の最適化には、住居費の見直しが最も効果的。
持ち家に住んでいる場合は売却もしくは賃貸に出し、自らは別の一人暮らし向けの賃貸に移ることで、固定資産税・修繕費などの負担から解放されます。
すでに賃貸に住んでいる場合も、一人暮らしには十分な広さ・場所の部屋(1Kや1DK)に引っ越すことで、家賃を大きく下げられるでしょう。
筆者の場合も、部屋の広さはそれほど変わらないものの、駅からより歩く場所の賃貸に引っ越したことで家賃を下げられ、ずいぶんと生活が楽になりました(より歩くようになり健康面も含めて一石二鳥でした)。
その他には仕事・家具や家電・保険などにおいても、経済状況を良くするための方法がいくつかあり、詳しくは以下でまとめているので、よければどうぞ。
» 離婚後でお金ない..という男性にオススメな錬金術5選【かなり変わる】
ステップ②:食生活を整える
先ほど「離婚した男性は、妻がいる男性に比べて10年以上も早く死亡している」というデータをご紹介しましたが、その大きな要因の一つが「食事の栄養バランスの低下」です。
- 奥さんがいなくなり、自炊したものを食べる機会が減る
↓ - 外食・弁当・レトルト・インスタントの利用機会が増える
↓ - 野菜不足・塩分の摂りすぎになり、栄養バランスが悪くなる
とはいえ、いくら「栄養バランスの良い食事が大事」とはいっても



栄養バランスを考えて食事を作るとか面倒くさいし、手がかかる料理は嫌だ..
という男性も多いかと。
そんなときは「食材宅配サービス」が有効です。
離婚後の生活で食材宅配サービスを使うメリットが、
- 買い物の時間・手間がなくなる
- カット済の食材が届くので、包丁いらず・洗い物が少ない
- 管理栄養士が考えた健康的メニューのレシピが付いていて、考えなくてOK
安い・品質が良い・コスパが高い食材宅配サービスを以下にまとめているので、よければどうぞ。
≫ 料理が楽になる食材宅配サービス【オススメは2つ】
ただ、それでも



料理自体が面倒..
という場合は、食事も作ってくれる家事代行サービスを頼るのも手です。
格安・コスパの良い家事代行サービスを以下にまとめているので、よければぜひ。
»【まとめ】格安な家事代行サービス2選【お財布に優しい&品質安定】
ステップ③:社会的つながりを再構築する
離婚を機に疎遠になってしまった友達がいる一方、真の友達として変わらず支えてくれる人もいるでしょう。
筆者も、離婚後の孤独感・寂しさで辛かったとき、真の友達にずいぶんと助けられました。
大切にすべき関係性を明確にし、その人たちと飲みに行ったり、コミュニケーションをたくさん取ってみてください。
そして、既存の関係だけでなく、新しい関係を構築していくことも大切です。
例えば、
- 趣味のサークル・習い事での友達
- スポーツクラブ・ジムでの運動仲間
- ボランティア活動メンバーとの交流
- 勉強会・読書会での知的な交流
- 恋活・婚活サービスでの異性との出会い
これらは新しい友達を作るだけでなく、新しいスキル・知識を身につける機会にもなります。
また、結果的に歩くことにもつながるので、離婚した男性の早死の要因であった「外出機会が減って運動不足」というリスクを低減することにも役立ちます。
離婚後の恋愛を楽しもう
離婚経験はアドバンテージ
離婚後は、それまでの経験をアドバンテージにでき、より充実した恋愛を楽しめるチャンスがあります。



離婚経験って、アドバンテージになるの?
と思うかもですが、結婚生活・離婚で得た経験や学びは、恋愛関係に限らず人間関係を築く上での貴重な財産です。
どのような意味で財産になっているかというと、
- パートナーシップの難しさ・大切さを身をもって体感したからこそ、思いやることの重要性・コミュニケーションの取り方・お互いを尊重する意味を理解している
- 恋愛感情と結婚生活の現実のバランスを理解し、相手の良い面だけでなく、価値観・生活習慣の違いなども冷静に見極める現実的な判断力が身についている
- 離婚経験からパートナーがいることのありがたさを深く理解し、新しいパートナーに対して、より感謝の気持ちを持って接することができる
これらの強みを活かし、離婚後により自分に合ったパートナーと出会い、深い関係を築けて、充実した恋愛を楽しんでいる男性は多くいます。
離婚した男性特有の強みを恋愛で発揮するためにも、今一度、過去の結婚生活・離婚から学べたことを整理してみましょう。
離婚した男性向けの恋活・婚活サービスを利用する
離婚経験は男性がモテるための内面強化になりますが、そもそも出会う女性が「バツイチNG」「子供がいる男性は無理」という人だったら、無意味です。
以下のアンケート結果をご覧ください。
Q. 結婚相手の理想の婚姻歴(312名の未婚女性)
・初婚にこだわる :45.2%
・再婚 (子なし) OK :37.2%
・再々婚以上 (子なし) OK :2.4%
・再婚 (子あり) OK :4.4%
・再々婚以上 (子あり) OK :0.2%
・気にしない :9.0%
・その他 :1.5%
IBJ 2013年調査報告
「バツイチはNG」という女性は45%、「バツイチ子持ちはNG」という女性は85%もいるという結果でした。
そのため、結婚前と同じ恋活・婚活サービスで出会いを探しても、このような女性と出会いやすい上に、ライバルは若い子なし男性ばかり..
ただ単に、お金・時間・精神を消耗するだけになってしまう可能性大です..
特に、世の中に85%も「子持ちNG」という女性がいるバツイチ子持ち男性は、残り15%の



子供がいる男性も恋愛対象です
という女性と確実に出会うために、恋活・婚活サービス選びがより大切になってきます。
オススメは『バツイチ子持ち向けのマッチングアプリ』で、確実に「バツイチ子持ち男性もOK」という女性と出会えるシステムがあります。
具体的には、以下2つのアプリ。
- ReRe (リリー):会員は「子供がいる人」と「子供がいる方との出会いを希望する人」のみ
- [PR] ユーブライド:プロフィール内で「子供がいる人との出会いの希望の有無」を選択できる
詳しくは以下にまとめているので、「無駄な出会いは嫌だ」という方はどうぞ。
» バツイチ子持ち男性との恋愛OK、という女性と出会えるマッチングアプリ2選
子供との関係維持
子供がいる場合は長期的な関係維持を考えることが、子供にとっても、あなたが「離婚後のみじめさ」と無縁になるためにも必要です。
面会交流は、子供の健全な成長・父親としての役割を果たすために重要です。
月に数回の面会でも、楽しく密度の濃い時間を過ごすことで、子供との絆を維持できます。
子供が成人すれば、より対等な関係での交流を楽しめるでしょうし、将来的には「孫の成長を見守る喜び」も得られるかもしれません。
みじめさは一時的なものへ
離婚後に「みじめ」な気持ちになっても、それは決して永続的なものではありません。
適切な対処・時間があれば、必ず「みじめさ」を自分の人生から遠ざけることができます。
その上での重要ポイントが、
- 経済面での立て直し
- 食生活を整える
- 社会的つながりを構築する(そして歩く)
以前の筆者のように「自分の人生は他人から見たらみじめなのかな..」と不安を感じている方が、本記事を読んで少しでも希望を感じていただけたら幸いです。
あなたの人生はまだまだこれから。
離婚という経験を糧に、新しい自分を発見し、より良い人生を築いていってください。
- ReRe (リリー):男女比『男3:女7』。確実に「バツイチ子持ち男性もOK」という女性と出会える
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