【事実】シングルマザーが社会保険に加入することのできる3つの条件

この記事では、

国民健康保険に加入しているけど、毎月の支払いが大変……。

パート・アルバイトをしているけど、社会保険には入れるの?

というシングルマザー向けに、社会保険について解説します。

社会保険に加入すると、社会保険料を会社と個人で折半して支払うことになります(労使折半)。全額自己負担である国民健康保険に比べると金額が安くなるので、家計が厳しいシングルマザー にとってはありがたいですよね。

「自分はパート・アルバイトだから社会保険には入れない……」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、パート・アルバイトであっても社会保険に加入することはできます。

では、どのような場合に社会保険に加入できるのでしょうか?

(1)「4分の3基準」を満たしている場合

「4分の3基準」を両方満たしていれば、パートやアルバイトであっても社会保険に加入することができます

  1. 1週間の所定労働時間が正社員の4分の3以上
  2. 1ヶ月の所定労働時間が正社員の4分の3以上

この「4分の3基準」は元々法律に明文化されたものではなく、昭和55年の厚生省内部で定められた基準(内簡)が慣習となっていましたが、2016年10月に施行された「年金機能強化法」にて、法律として明文化されました。

(2)労働時間・賃金・勤務・身分に関する4つの条件を満たすこと

「4分の3基準」を満たしていなくても、下の4つの条件をすべて満たす場合、社会保険に加入することができます

  1. 1週間の所定労働時間が20時間以上
  2. 毎月の賃金が88,000円以上(年収106万円以上)
  3. 1年以上の勤務が見込まれる
  4. 学生でない

1年以上の勤務が見込まれる」については、以下の条件いずれかを満たす必要があります。

  • 雇用期間が定められていない
  • 雇用期間が1年以上
  • 雇用期間が1年未満だが、
    1. 契約が更新される旨、更新する可能性が雇用契約や就業規則に明記されている場合
    2. 過去に同じ条件で1年未満働き、更新によって1年以上働いた実績がある

「1年以上雇用」と明記されていなくても、更新の可能性や更新実績があるだけでも「1年以上の勤務が見込まれる」とみなされるケースもあるわけです。アルバイトやパートで働いているシングルマザー の方は、自分の会社の雇用契約や就業規則を確認してみましょう。

(3)「特定適用事業所」「任意特定適用事業所」で働いている場合

働いている会社が「特定適用事業所」「任意特定適用事業所」いずれかに該当する場合、社会保険に加入することができます

特定適用事業所
・社会保険に加入している人が501人以上存在する
任意特定適用事業所
・社会保険に加入している人が500人以下
・社会保険加入者と事業主との間で、加入に合意している

いずれの条件にも当てはまらない場合……

中には「どの条件にも当てはまらない……」という方もいらっしゃると思います。その場合、残念ながら今の状況では社会保険に加入することは難しいので、加入できるように条件を満たす必要があります。

(3)は勤務する会社の人数によるので除外するとして、(1)(2)どちらかを満たせば、社会保険に加入することができます。

まず(1)ですが、「正社員の4分の3」ということは、週30時間、月120時間働く必要があります。子供が手のかからない年齢ならともかく、小さい子供を育てているシングルマザーにとって、これだけの長時間働き続けるのは難しいと思います。

そこで、達成しやすいのは(2)です。

  • 1週間の所定労働時間が20時間以上
  • 毎月の賃金が88,000円以上
  • 1年以上の勤務が見込まれる

毎月の所定労働時間が80時間とすると、時給1,100円となります。時給は職種や地域によって異なりますが、厚生労働省の地域別最低賃金の全国一覧によると、東京都の最低賃金は1,013円なので、1,100円は十分狙える金額です。なので、時給1,100円以上の仕事を探して転職するのも一考でしょう。

「所定労働時間」「賃金」には残業時間や残業代は含まれません。なので、「毎月の賃金が88,000円より少ないから、残業代で稼いで88,000円以上にしよう」などとは考えないでください。

また、お金が全てではありませんが、経済力のある彼氏を作るというのも一つの手です。しかし、ただでさえ所得の少ないシングルマザーだと、会費の高い結婚相談所や参加費の高い婚活パーティーなどに参加するのは難しいでしょう。

そこでシングルマザーにおすすめなのがマッチングアプリです。詳しくは下の記事をご覧ください。

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