【事実】シングルマザーでも受けられるの? 生活保護について解説

この記事では、

生活が苦しいけど、生活保護って受けられるの?

というシングルマザー向けに、生活保護について解説します。

生活保護を受けるためには様々な条件があり、受給金額も高いわけではない。生活保護を使う前に、シングルマザーが使える年金や手当などを使ったほうが良い。

生活保護は「最後のセーフティネット」

そもそも生活保護とはどういうものでしょうか? 厚生労働省のWebサイトでは、以下のように定義されています。

資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。

「資産や能力等すべてを活用してもなお」とあるように、生活保護とはあくまで最後のセーフティネットとして存在するものです。なので、生活保護を受けるためにはいくつかの要件が存在しますし、決して多額のお金を受給できるわけでもありません。

生活保護の受給金額は高くない

どのぐらいの金額が受給できるかは、厚生労働省のWebサイトに図で説明されています。

つまり、生活費>収入 となってしまうような、本当に生活に困窮している人たちを対象として、最低限の生活費を保障するための制度であることが分かります。

総務省の統計(母子世帯の家計)によると、シングルマザーの平均月収は217,676円、平均支出は191,309円です。もちろん、これはこれで「困窮」であることは間違いありませんが、生活費>収入 となるレベルの「困窮」ではないので、生活保護を受けることは難しいことがあります。

また、厚生労働省の図には、「年金、児童扶養手当等の収入」と記載されています。シングルマザーが受けることのできる手当や年金は色々あるのですが、そういった手当をすべて使っても、なお生活費>収入 となる人たちを対象としているわけです。なので、もし使っていない手当や年金があれば、まずそちらを使うようにしましょう。

シングルマザーが使える手当や年金については、詳しくは以下の記事をご覧ください。

【有益】シングルマザーがお金がない時に助かる15の手当・支援制度【確実に生活が楽になる】

生活保護の申請段階では貯金を崩す必要があるが、受給最中は貯金はできる

厚生労働省のWebサイトによると、生活保護を受けられるための要件が以下の通りです。

預貯金、生活に利用されていない土地・家屋等があれば売却等し生活費に充ててください。
働くことが可能な方は、その能力に応じて働いてください。
年金や手当など他の制度で給付を受けることができる場合は、まずそれらを活用してください。

「働くこと」は当然のこととして、「年金や手当」を使うことは前述したのでさておき、気になるのが一番目の「預貯金」ではないでしょうか。シングルマザーは子供の生活費や将来の教育費など、様々な目的で貯金をされていますが、「シングルマザーは貯金ができないの?」と思われるかもしれません。

貯金については、厚生労働省のwebサイト(保護の要件の在り方)で以下のように説明されています。

保護費を貯めて預貯金の形で保有しているものであっても、活用可能な資産として、まずそれを生活の維持のために活用することが必要。
ただし、被保護者が、生活費の計画的なやりくりを行うこと、例えば、耐久消費財の買い替えを行うために保護費を計画的に使用する場合等、家計のやりくりの中で一定の金銭を貯えることは容認。

つまり、生活保護を申請する段階で貯金がある場合、まずはそれを崩す必要があります。生活保護が、「資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮」する人たちを対象にしたものですから、まずは「資産」である貯金を使いなさいということですね。

一方で、生活保護の受給最中でも全く貯金ができないとなると、いつまでも「困窮」を脱却することができませんし、まとまったお金が急に必要になった場合に生活ができなくなってしまいます(子供が進学する、家財が壊れた、入院したなど)。そこで、「家計のやりくりの中で一定の金銭を貯えることは容認」されています

生活保護の前に年金や手当を調べたほうが良い

生活保護の受給金額や条件について、お分かりいただけたことと思います。生活保護はあくまで最後のセーフティネットなので、手当や年金感覚で手軽に受給できるものではありませんし、様々な制約もあります。

単純に「生活費が苦しいので、もう少しお金が欲しい……」ということであれば、まずはシングルマザーが使える手当や年金について調べてみましょう。詳しくは以下の記事をご覧ください。

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