
仕事・育児の両立が大変すぎて、睡眠時間もほとんど取れない。子育てに疲れた。。
というシングルマザーの方へ、ご紹介したい3つの支援制度があります。
それがこちら。
- ファミリーサポート利用料の助成
- ひとり親家庭等日常生活支援事業
- 面会交流コーディネート事業
あなたはひとり親という大変な状況の中、本当に頑張っていると思います。ただ、もう一つだけ知ってほしいことがあります。
それは、
休んだり、リフレッシュすることも立派な育児の一つである
ということ。
あなたが心身ともに回復して笑顔でいることが増えれば、確実に子供にも良い影響があります。
ご紹介する支援制度は、子育てに疲れたシングルマザーが休む機会を経済的にサポートしてくれるものなので、ぜひ参考にしてみてください。
子育てに疲れたら知ってほしい、休むことの重要性


子供を預けて遊びに行ったりしたら、母親失格だよね・・

クタクタだけど、子供のためにちゃんとした料理を作ってあげなくちゃ・・
子育てに疲れたシングルマザーの方で、こんなふうに考えている人は多いと思います。
母親としての責任感が強く、素晴らしい姿勢だと感じます。ただ、休むことの重要性もぜひ知っておきましょう。
なぜ子育てに疲れたシングルマザーに休息が大切かというと、母親がリフレッシュによって笑顔でいる時間が増えると、子供にもポジティブな影響が生まれるからです。
- 母親の機嫌を気にすることなく、目の前のことに集中できる
- 新しいことへのチャレンジ意欲がわく
- 物ごとを楽観的に考えれるようになる
逆にあなたが全く休まず、笑顔でいる機会がどんどん減っていくと、子供は安心して遊び・勉強に取り組めなくなってしまいます。
なので、子育てに疲れたシングルマザーは、子育てのためにも休む時間の優先度をもっと上げてみてほしいんです。
子育てに疲れたシングルマザーを助けてくれるサービス

子育てに疲れたシングルマザーに休息が大切なのはわかったとはいえ、

忙しすぎる毎日の中で、どうやって休めばいいのよ。。
と感じるかと思います。
そこでオススメしたいのが、こちら。
- ファミリーサポート
- 家事代行
- 面会交流
①ファミリーサポート

子育てに疲れたシングルマザーに、特に積極的な利用してもらいたいのが「子供の預かりサービス」です。
子供は可愛いと思いますが、たまには一人になれる時間を作って
- ヘッドスパを受けに行く
- カフェでのんびり読書する
- 友達に会いに行って、談笑する
などした方が、疲れはとれやすいです。
なので、子供預かりサービスをオススメするのですが、中でもシングルマザーに向いているのが「ファミリーサポート」。
ファミリーサポートは自治体が運営していて、地域の住民から「育児の援助を受けたい人」と「育児の援助を行いたい人」をつなげてくれるサービスのこと。
ファミリーサポートがシングルマザーに向いている理由は、なんといっても料金の安さ。地域によって差はありますが、だいたいベビシッターの1/2〜1/3の費用で利用できます。
②家事代行

次に子育てに疲れたシングルマザーにオススメしたいのが、「家事代行サービス」です。

けど家事を他人にやってもらうって、なんか抵抗感あるなあ
と感じる人も多いと思いますが、実は家事代行は、利用者の満足度がめちゃくちゃ高いんです。
子育てを任せれるわけではないですが、掃除・料理・買い物など、家事にかかる労力が一つ減るだけでその分夜の睡眠時間がとれるようになったり、気持ちのゆとりはかなり持てます。
料金はだいたい1時間2,000円前後なので、まずは「1ヶ月に1回、1時間だけ」くらいから始めてみてはいかがでしょうか。
③面会交流

面会交流も、子育てに疲れたシングルマザーに積極的に活用してもらいたい制度です。
実は、面会交流を「一人になって休める時間」と考えているシングルマザーは、けっこう多いんです。
もちろん子供が嫌がっている・悪影響が予測される場合は別ですが、うまく活用できれば
- 母親が一人になれて、疲れを癒せる
- 子供の元夫への喪失感を和らげてあげれる
とシングルマザー・子供の双方にメリットがあります。
とはいえ

元夫に子供を預けるのは、なんか不安。。

元夫と連絡を取りたくない。。
というシングルマザーも多いかと思います。
そんな場合は、面会交流の支援を行っている第三者機関を頼るのもオススメ。支援のかたちも様々で、主に下記のようなサポートタイプがあります。
- 付き添い型:元夫と子供の面会にスタッフが付き添ってくれる
- 連絡調整型:日程・場所の調整をサポートしてくれる
- 拠点利用型:支援団体の施設内で面会交流ができる
こういったサポートをまずは受けてみて、問題なさそうであれば、少しづつ当事者だけのやり取り・受け渡しに変えていってみてはいかがでしょうか。
下記サイトで全国にある第三者機関が一目でわかるので、参考にどうぞ。
子育てに疲れたシングルマザーを助けてくれる支援制度

ここまで、子育てに疲れたシングルマザーにオススメなサービスをご紹介してきましたが、調べてみて

料金が高いなあ。。
と感じるシングルマザーの方もいるかと思います。
そこで今度は、そんなシングルマザーの経済的な負担を援助してくれる、自治体の支援制度をご紹介していきます。
①ファミリーサポート利用料の助成
シングルマザーがファミリーサポートを利用するときの料金を、安くしてもらえる制度です。
負担額は地域によっても違いますが、多いのは「半額になる」というもの。
制度がある自治体は割と多いので、「子育てに疲れたな」と感じたシングルマザーの方は、まずはお住まいの地域の
- 制度のある or なし
- 負担金額
- 負担条件
を確認してみましょう。
【例】千葉市 ファミリー・サポート・センターひとり親家庭支援事業
②ひとり親家庭等日常生活支援事業

子育てに疲れた。けど、家事代行を利用するほど、お金の余裕はない。。
というシングルマザーにぜひ知ってもらいたい、自治体の支援制度です。
多くの場合、1時間300円以下という破格の料金で、家事・子育てのサポートスタッフを派遣してもらえます。
ただし、1点注意なのが「シングルマザーの休息・リフレッシュのため」という理由では、この制度は利用できないところです。
- 生活環境が激変し、日常生活に支障が生じている
- 技能習得のための通学時
- 就職活動中
- 冠婚葬祭・介護・学校行事など、一時的な支援が必要なとき

え、じゃあ意図的には休めないじゃん
と思ったかもしれません。
しかし、技能習得・就職活動での利用はOKなので、制度を活用し、スキルを身につけて今より高待遇な仕事をしたり、転職に成功すれば生活をぐっと楽にできます。
それこそ、収入UPによって一般の家事代行サービスを利用する余裕ができれば、結果的に休息・リフレッシュにもつながります。
シングルマザーの支援団体の就業サポートなどを受けながらスキルアップ・転職活動に取り組めば、収入UPも実現しやすくなります。
活用する価値は大いにアリなので、まずは、お住いの地域に制度がある or ない だけでもチェックしてみましょう。
③面会交流コーディネート事業
現時点では明石市にしかないのですが、面会交流を無料で支援してくれる制度もあります。
日程調整・引き合わせを自治体のスタッフが行ってくれて、元夫とやり取りすることなく面会交流が可能。
また、自治体の制度ではありませんが、無料 or 低料金で面会交流の支援サービスを行っている団体もあります。
- 東京都ひとり親家庭支援センターはあと
料金:無料(条件あり) - NPO法人ウィーズ(千葉県)
料金:無料(年会費12,000円の会員登録が必要)
ほかにも低料金で支援を行っている団体があるかもなので、ぜひ一度Webで「(お住まいの地域名)+面会交流支援」と検索してみてください。
休む時間ができたら、恋愛もあり

今回ご紹介したサービス・支援制度を活用して、少しずつ休める時間がとれるようになってきたら、そこで恋愛を始めてみるのもアリです。
世の中にはシングルマザーの恋愛に否定的な声も多いですが、良い恋愛ができれば、子育てに疲れたときでも
- リフレッシュできて、気力が回復する
- 心の支えができて、精神的に落ち着いていられる
- 笑顔が増えて、子供にも良い反応が見られるようになる
とメリット大。
シングルマザーが良い恋愛をするためのコツを下の記事にまとめたので、よければこちらもどうぞ。
≫【恋愛したいシングルマザー向け】良い彼氏を作るための5つのコツ